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タンスから出てきた。

タンスの引き出しがガタガタいってたからなんだろうと見てたら声が聞こえたので開いたら彼が出てきた。改良を加えた転移魔法を発動するときに出口を私の服がある場所に指定したんだって、なるほどなぁ。ところで、その引き出しに入ってた私の服は何処へ? …顔をそらされた。

そもそもそもなんで私の服?


彼の服装は目立つので近所のファッションセンターみやまへ買いに行く。…ついでに取り出せなくなったら私の肌着なども。

彼の世界で新しい服を買う時は仕立て屋に頼む時くらいらしく、新品の服が並べられてる店は無いとのことで店に着くまで車の中でソワソワワクワク。

ジャージやTシャツを引っ張って、この服伸びるぞー!とはしゃぐのは恥ずかしいからやめて欲しい。


その後近くのバーミヤンでお昼を食べる。

シャツの値段よりランチセットの方が高い事に衝撃を受けていた。炒飯とエビチリに感動していた。甘辛い味付けと言うものは彼の住んでるところにないらしい。街から離れた小さな村だから料理の味付けは塩だけなんだとか。畑でトマトやハーブを作って味付けすれば?って言ったらどちらも知らないって言うんで、帰りにナフコで種や苗を何種類も買って帰った。

彼と別れてから、普通に香辛料買えば良かったんじゃ…と思ったけど、今更ね。


バイトから帰ると彼が母と一緒にリビングでテレビを見ていた。私の部屋から物音がするので泥棒か?と思ってドアを開けたら彼が引き出しから出てくるところだったらしい。そのまま挨拶して軽く話した後お茶を出すからとリビングに誘ったんだそうな。

私が言うのもなんだけど、もうちょっと警戒心を持った方が良いと思うよお母さん…。

その後の話で兄が出て行って誰も使ってない部屋を彼に使ってもらう事になった。私のタンスの引き出しもそっちに移動して彼が使う事になる。

ほら、私が着替えてる時とか出てこられると困るし…。


畑作ってる友人にトマトやキュウリを作ってもらって一緒に食べたらしい。そのまま食べても美味しいし料理に使ってもイケると評価は高いそうだ。彼も気に入ったらしく、いっぱい収穫する為に作物を成長させる魔法を作ったんだって。そんな魔法まで作れるんだ凄いなぁと言ったら覚えるか?と訊かれた。当然YES。

私の魔法使いの道が開ける…のかも知れない。


イケメンとデートしてるのを見たわよ〜とバイト先の先輩から言われた。どうやら彼と買い物をしてるところを見られたらしい。彼は同居人で彼氏じゃないですよ〜と答えておいた。なら私が狙っちゃおうかしら?と言うのでそれはダメです。

ほら、彼が地球人じゃないことがバレたら大変だしね。


魔法を教えてもらう為、彼の家へ行く事になった。外国より先に外星? 他星? へ行く事になるとは思わなかったな。

大気の成分とか異なる場所へ行っても大丈夫だろうか…と少し心配だったけど、彼が事前に調べたらしく平気なんだって。ただ、魔力を回復する為の成分?が地球には無いのだとか、世界樹が枯れた大陸に大気が近いんだそうな。

世界樹ってなに?って聞いたら転移魔法で木の下まで連れてってくれた。

大きい、てっぺんが見えない。

5000メートルくらい有るんだって、富士山より高いんだ凄い。

その後彼の家へ帰り、私の身体をちょっと調べたら魔術回路?が塞がって居てこのままだと魔法が使えないらしい、残念。でもその後に塞がっている魔術回路?を通すお薬を出してくれたのでそれを飲んだ。なんでこんな薬があるんだろうと不思議がって居たら、こちらにも塞がって生まれる人が居るんだって。

ちなみに、薬はとっても不味かったです…。

うちに帰って世界樹の下で拾った枝を鉢に挿し木する。根付いたら嬉しいなぁ。


そう言えば転移魔法を普通に使ってるねと訊いてみたら、彼が研究してた転移魔法は別なものらしい。研究してたのは術者が居なくても距離を超える魔道具の開発なんだとか。

普通の転移魔法は高度過ぎて使える人が限られているし制限が色々あるのでもっと簡単にしてみんなが気軽に遠くへ移動出来るような道具を作ろうと思ったんだって。

あれ? じゃあ私の家に転移しないのは何故?と疑問に思ったので訊ねたら、世界の壁を越えるのは転移魔道具にしか出来なかったんだって。しかも鞄につながったのは偶然なんだって。ナイス偶然。


魔術回路を通すお薬を飲み続けて半年くらいが経った。

身体の調子は飲む前より良くなった気がするかな、あとはグッスリ眠れるようになったのと視力が回復した。それ以外のことは詳しく調べてみないとわからないかなぁ。


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