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メテオで始まる異世界生活。  作者: るるる。
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新武器。

大会を終えた俺たちは王都に戻り武器工房にやって来た。もちろんリザの新しい双剣を受け取るためだ。


「おう嬢ちゃん遅かったな?、とっくにできてるぜ?何してたんだ?」

「ちょっとベネッツァの波乗り大会に行ってました。」

「あぁあれか。今年も嬢ちゃんと同じグラムのハンターが優勝したらしいな。嬢ちゃんは何位だったんだ?」

「私は5位でした。来年は表彰台狙います!」

「そっか、そっちのあんちゃんは?」

「……」

「ハルキは失格になりました、ぷぷ。」


黙っていた俺にリザが笑いながらおっちゃんに告げだ。ぐぬぬ笑わんでも良いじゃないか!


「失格って何やらかしたんだあんちゃん。」

「ハルキはボードで空飛んだわ、その結果波乗りじゃないって批判されて失格になったの。」

「いや空飛んだとか意味不明だが、うんまぁそうか来年がんばれ。」

「俺は悪くない…俺を認めない大会が悪いんだ……」

「まだ言ってるのねハルキ。」


まぁ実は言うほど落ち込んではいない。王様からボード貰えたし空は俺が制すし気にしてない。気にしてないぞ?。


「まぁわかった、ほれこれが新しい嬢ちゃんの双剣だ受け取れ」

「くぅー私も遂に総ミスリルの武器を手にする時が来たのね!、感無量だわ!」

「嬉しそうだなリザ、そんなにミスリルって凄いのか?」

「そうね、一種のハンターのステータスね。これを持てれば一流の仲間入りよ!。まぁ上を見たらきりが無いんだけどね、それでもやっぱり嬉しいのよ!」

「そっか良かったな他にどんなものがあるんだ?」

「そうね、アダマンタイトとかヒヒイロカネとか、後は魔物を素材にした武器もあるわね、有名どころだとドラゴンとかね。あとはオリハルコンかしら?」

「おーオリハルコン!!」

「ハルキ知ってるの!!」

「名前だけな!」

「なんだ名前だけか」

「おいおい素材話しはその位にして早く抜いてみてくれよ、自慢の一品なんだぜ。」


おっちゃんが早く見てくれよと急かしリザはその刀身を抜き放つ。その輝きはミスリル本来の持つ青く銀色の輝きをさらに研磨で磨き上げられ、見る者を魅了するかの如く美しい輝きを放っていた。


「うわ…何これ……こんなに綺麗なミスリルの刀身なんて初めて見たわ。既にこれだけで芸術品の域じゃない。」


リザはその美しさに感嘆と言葉を漏らした。


「だろ?、いや嬢ちゃんには悪い事したからな、その侘びも兼ねて全身全霊で製作させて貰った。まぁそのせいで実はできたの一昨日なんだけどなガハハ。いや嬢ちゃん達が王都に居なくて助かったぜ。ほれ見とれてないで振るってみてくれ」


「わかったわ」


リザは新たな双剣を手にするとゆっくりと静かに、流れるように華麗に剣を振るう。その剣筋は磨き上げられたミスリルの青く輝く光の軌跡を描くきその様相はどこか神聖なものすら感じる。よし、ソードダンスフェアリーという新たな二つ名を授けよう。本人に言ったら俺が天に召されるから言わないけどな。


「―ふぅ…凄いわね…まるで剣そのものが自分の腕の延長のように感じるわ、おじさんこんな凄い剣をありがとう。」


「……ん?…ぁ…あぁいやどうしたしまして、いや何こっちも商売だからな礼を言われるほどのもんじゃ無いさ。うむ、そんなに気に入って貰えて何よりだ、職人冥利に尽きるってもんだ」


おっちゃんが遅れて反応するがありゃ見とれてたな。まぁ綺麗だったし気持ちは分かるけどな。リザは改めてお礼を言い俺達は工房を後にした。



「んじゃハルキ試し切りに此処のダンジョン行くわよ。」

「え?今何と仰いました?」

「此処の、ダンジョンに、行く。そう申し上げましたが何か?」


聞き返した俺にリザは1つ1つ丁寧に区切り説明してきた。駄目だリザからは逃げられない。


「あーわかったよ…行けば良いんだろ行けば。」

「分かればよろしい。さて先ずはギルドにダンジョンの話聞きに行くわよ!」

「アイアイサー」



王都のギルドはグラムのギルドよりでかかった。まぁ街としてもグラムより此処王都の方がでかいし当然か。


「ようこそ王都のギルドへ、どういったご用件でしょうか?」

「えっと此処のダンジョンについて、どんな魔物が出るか聞きたいんですけど良いですか?」

「えぇ宜しいですよ、それでは一応確認の為にハンター証の提示をお願いします。」


俺達は言われるままに受付のお姉さんにハンター証を見せる。王都の受け付けも綺麗なお姉さんだが、やはり受付はどの世界でも基本お姉さんだな。


「ありがとうございました、それではあちらでご説明いたしますね。」


案内されたテーブルでお姉さんから説明を受け、お礼を言ってダンジョンに向かう。ちなみに説明料は飲み物1杯の注文だった。


「んで何狩るんだ?」

「そうねどうしましょうかね?。面倒だしいっそ踏破する?」

「ギルドに聞きに行った意味ないなそれ。」

「いや意味はあるわよ、もしかしたら倒せない魔物が居るかもしれないし、慎重に越したことはないわよ」

「まぁそうだな、んじゃ今日は取り敢えずグラムの続きって感じで30階から40階まで行くか?」

「そうね、それ以下はグラムと大して変らないしそうしましょうか。」



転送陣を使って一気に30階まで移動し31階層から攻略を開始する。ちなみに下の階はゴブリン、コボルト、リザードマンらしい。そして31階層からはゾンビがでるらしいが問題ないだろ。


「おー居るな、そして動きとろいな。これリザードマンの方が強いんじゃないか?」

「甘いわねハルキ。動きはとろくても力は強いし噛まれたり引っかかれたりすると毒をくらうわよ。」

「あぁそういやそういってたな」

「あれ?なんか余裕ね?。なんで?」

「え?だって俺メテオで攻撃するから近寄らないぞ?。しかもあんなに動きとろいのに近寄らせる訳無いだろ?。むしろリザは大丈夫なのか?」

「一応毒消し持ってるし、そもそもアレの攻撃が私に当たるとは思えないけど?」

「それもそうか、んじゃサクッといっときますか」

「えぇ私のミスリルの斬れ味を見せてあげるわ!」


こうしてダンジョン踏破が始まった。



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