表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/8

交錯する思い

第四話





藤堂からのラインを開いた。

[体調不良で少し休んだだけ〜明日からはいけるよ!]


[わかったー!待ってるね!]


俺は少しホッとした。


「も~寝るかー。」


俺はつかれたのかすぐに寝付いていた。


キンコーンカンコーン


(あっいっけねぇ。チャイムがなっちゃったよー)


教室に着くと藤堂がもー来ていた。なぜだろうすごく胸がドキドキする。そうしていると藤堂が話しかけてきた。


「おはよー!孝くん!」

「昨日はありがとね!心配してくれて!」


「おう!藤堂!おはよー!も~大丈夫なのか?」


「うん!おかげさまで!」


と話しているとモブ)が喋りかけてきた。


「お二人さん!俺の存在忘れちゃいねぇか?」


「お前誰だよ。」

「って冗談だよー笑笑」


「ひどいぜ!ねぇ?藤堂さん!」


「うっうん!」


「あっそうだ!孝!数学のプリント見せてくれー!」


キンコーンカンコーン

一時限目がはじまった。


「間に合わなかったぜー。」


キンコーンカンコーン

今日は部活がオフの日だ。藤堂さんを誘ってみよー

いざ誘うとなると、すごく緊張する。


「あのー!藤堂さん!」


「ん?どした?孝くん!」


「今日一緒にどっか行かない?」


「え?いいの?せっかくのオフなのに」


「あっ!孝!俺は今日用事あるからパス!」


「最初から誘ってませーん」


「ひっでぇー。まあいいや!じゃあな!」


徹がいなくなったので今は教室で二人きりだ。あーやべぇ緊張するなーー。


「藤堂?どこに行きたい?」


「私、カラオケに行きたい!」


「よし!決まりだな!」


カラオケのルームは思ったよりも狭かった。あっやべぇ。藤堂がすごく近い!すごくドキドキしてきた。胸の鼓動が聞こえてないか不安なぐらいだ。気が付かないうちに藤堂の事をじっと見ていた。


「えっ?私の顔に何かついてる?」

(今、孝くんわたしの顔見てたよね?)

「んんあっ別についてないよー」


(どーしよ私、孝くんのこと見てたらなぜだか胸がドキドキする。孝くんは私の事どうおもってるんだろう?)


「孝くんって好きな人いるの?」


「へ?急にどしたの?」


「なんとなく〜」


「いるよー!」


「えっ!誰ー?」


「秘密ー!」


(藤堂です!なんて言えるわけないしなー)


(もっと素直に言えたら楽なのになー)


「あっ孝くん!私そろそろ帰らなきゃ」


「俺も送ってくよ!」


(孝くん優しいなー!)


「ありがと!じゃあお願いします!」


カラオケを出るとも~真っ暗だった。少ししたら藤堂の家に着いた。


「孝くん!ありがと!また明日ね!」

(ずっと一緒にいたいなーちょっと会えなくなるだけなのにすごく寂しい)

「おう!また明日ー!」


俺は家路についた。俺は帰り道、藤堂のことばかり考えていた。


「ただいまー!」


俺はすぐに自室へと戻った。そこでラインを開くと藤堂からラインが来ていた。


[今日はありがと!すごく楽しかった!また連れて行ってね!]


[おう!任せとけ!俺は疲れたからも~寝るわ!おやすみ!]


[おやすみー!]


あれ?ラインをしているだけなのにニヤケが止まらない私どーしたんだろー?好きと言えたらどんなに楽なんだろー?わたしもねよ!





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ