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本日、世界が堕ちました。  作者: 振釣いふと
世界の異変と魔力と異能
6/8

6 みんなを強くしたみたいです。

申し訳ありません

間違って他の話を投稿してしまったみたいです



「フッ、ハッ」


 あれから一週間経った。


 まず、みんなの力だ。その間に問題はだいぶ解決した。


 僕が一撃で切り殺したゴブリンの光球を高宮さん(禿げたおっさん)に触ってもらったところ、吸収することが出来た。


 それが分かって皆大喜びだった。1日目で皆に一つずつ光球を吸収させ2日目からは僕の手助けなしでゴブリンを倒してもらった。僕ばかりに頼ってしまうのを防ぐためだ。


 次に食糧だが非常食は学校には2日分しかなかった。しかしある時、


『ゴブリンって食べられないんですかね』


 という桂さんの鶴の一声により、とりあえず焼いてみたところ、これが美味すぎて逆に非常食が食べられなくなるという事態に陥ってしまった。


 今のところの状況はそんな感じだ。


「ふぅ、また強くなってるな」


 今は朝の素振りを終えて座っている。勿論素振りは傘でした。


「この一週間で50体は吸収したからかな」


 皆が自分でゴブリンを狩れるようになってからは生きている人の捜索に遠くのほうまで出かけていたのだが、これまたゴブリンの多いこと。見つけた瞬間に容赦なく真っ二つにしていったから爆発的に強くなっていった。


「少し前の地球ならボクシング世界チャンピオンも楽勝なレベルだよね」


 腰を上げると洗っても血が取れなくなってきた傘を手に学校に戻る。


ーーーーーーーーーーーーーーーー


「お帰り葉暮さん、もうすぐ朝食が出来ますよ」


 もとは教室だった部屋に入ると女性の声が届く。


 この人は片桐さん。近くの会社でOLをやっていたらしい。


「何か手伝うこととかありますか?」


「いえ、特にないのでく寛いでて良いですよ」


「では、お言葉に甘えて」


 僕は近くの椅子に腰かける。


 ここは3-A教室だ。警備室の隣は3-C、その隣が3-Bでさらにその隣がここだ。


 流石に男女一緒は拙いということで、3-Cが女部屋、3-Bが男部屋、そしてここがリビングルームみたいな扱いになっている。


 また料理をするときはガスコンロを使っておりガスはホームセンターに腐るほどあったのでそれを使っている。


 電気は電池を使ったり手回し発電機を使ったりしていたが、この学校の屋上に太陽光発電の設備が設置されていたことに気付いてからは楽に電気を手に入れることに成功している。


 僕はスマホに今日の予定をメモしていく。今の課題は生存者を探すことだ。大体一キロ圏内は探し終わったが未だ一人も見つけていない。遠くに避難したか、他に団体があるか、もしくは…


「おはよー、葉暮クン」


「おはよう桂さん」


 あの時以来桂さんには頭が上がらない。桂さんは意外と頭が回るらしく、今のこの団体のほとんどを仕切っていたりする。


「今日はどこを探す予定?」


「昨日は北のほう行ったから今日は南方面かな」


 スマホを弄りながら桂さんが質問してきたので適当に答えておく。


 電気に余裕ができてからスマホを弄ることが多くなった。インターネットに繋ぐことはできないがやはり便利ということだろう。


「あ~~~、おっす葉暮」


「おはよう葉暮お兄ちゃん!」


「おはようございます高宮さん 優ちゃん」


 欠伸をしているのが高宮さん、元気な挨拶をしているのが飯田優ちゃんだ。優ちゃんにはいつも和まされる。その後ろで優ちゃんの父親である辰夫さんと母親の春さんが会釈していたので軽く頭を下げる。


「はーいご飯出来たので集まってください」


 そんなこんなで僕らの朝は始まる。


「高宮さん達はどこに行きますか?」


 単独行動は危険だということで学校の外に出るときはチームを組んで行動してもらっている。高宮さんは片桐さん、桂さんとチームを組んでいる。飯田一家はもちろん家族で一組だ。


あとは赤井さん、青木さん、黄山さんという信号トリオがいる。三人は高校2年生で前から仲が良かったらしい。


 僕は単独行動だ。他の皆とは実力が違うので一人で行動させてもらっている。


「あー、確か俺らは西に行ったほうにある尾熊高校に行ってくるんだったよな愛梨ちゃん」


「そうです、もしかしたらまだ人が居るかも知れませんから」


 僕らと同じように高校にいる人も居るかも知れないと考えてのことだろう。


「そうですか、飯田さんはどちらに」


「私たちも高校のほうに行こうと思っていますよ、と言っても高校の周辺ですが」


「そうですか、僕は南のほうを探索するつもりです」


 軽い情報交換と食事を終えた後、傘とナイフと袋を持った僕は皆より一足先に学校を出る。


「なんか廃れてきたなー」


 いつも見ていた景色よりも建物の罅が多かったり緑の割合が増えてきて何とも言えない寂しさを覚える。


 ガサッ


「!?」


 草のこすれる音にすぐさま戦闘態勢を整えた僕の目に入ってきたのは、


「やっぱりいたかー」


 ファンタジーの二番手、オークだった。


 


 


 





 

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