第三話(妖精さん誕生!)
更新する時間がどんどん遅くなってる私です。
仕事から帰ってパソコンを開く元気がない私です…私です…私です。
※芸人のひろし風ギャグ?笑
……つまらんですね笑
ボクは3歳になった。
この世界での名前は
体を鍛えてきたボクは、1歳のときには自分は歩けるようになった。
親のいるまえで見せたらすっごい喜んでくれた。
まだゆっくりとしか歩くことしかできないが、立つことの素晴らしさを感じた。
それと魔力の存在を感じ取れるようになった。
精神を整えるためにたまたま瞑想をしていたら自分の中に妙な力を感じ取り1時間ぐらいほど続けてたら、ぼんやりとだが温かい水のような氣に似た力を見つけた。さらに1時間ほどすると心臓の近くから魔力が発生していて血液みたいに体を巡回していることに気がついた。
予想になるが、この世界で命あるもを形作るものではないかと思っている。以前に魔力を空にしたときに魔力を空の状態で生活したらめまいと息苦しさが同時におそい、しまいには気絶してしまったことを考えると、生命力のようなものではないかなと思う。推測でしかないので断言はできないが…。
「(魔力が空になったときこんな状態だったらまずいな…慣れておく必要がるな。)」
さすがにこの年齢からすると親に怪しまれる可能性があるので、6歳から修行することにした。
2歳になってからは、これまでより行動範囲が広くなったことで今までいけなかった場所にいけるようになり、家には父が趣味で集めている6冊の本があり、この世界のことが書いてあった。さすがに2歳児が本を読んでるところが親にばれたら大騒ぎになってしまうので、夜寝静まるころにいつも本を見にいっている。おかげで朝に弱くなってしまったが…。
そして今日ボクは3歳になった。
舌足らずであるが喋れるようになった。初めてお母さんに「ママ だいしゅき」っていったらすごい勢いで抱っこされキスされまくって喜ばれた。
……はっ!我に返ったら、お父さんはボクを見て「パパ 大好きって言ってごらん」って催促したきたがスルーしたら泣いてどっか走っていったw。それを見ていたお母さんは爆笑していた。
そして現在のステータスはこうなっている。
・名前 ルーカス
・種族 ヒト
・職種 赤ん坊
・体力 180/180
・魔力 10/10
・資質 96/100
・攻撃力 16
・持久力 14
・器用 9
・敏捷性 10
・知性 27
・精神力 39
・ボーナス 200ポイント(3歳になったため使用可能)
・スキル:異世界会話言語認識LV MAX、鑑定眼LV1、
身体能力LV4、剣術LV4、体術LV3、氣功術LV4(使用可能基準に達してないため現在使用不可)
3歳になったことでついにボーナスポイントがつかえるようになったのだ。
「(じじ神がたしかスキルを獲得する際に必要になるって言ってたけどどうやって使えばいいんだ?あのときに聞いとけばよかった)」
ルーカスはステータスウィンドウを見ながら「しゅきるかくとく~」と唱えたがなにも起きない。
ステータスウィンドウを押せるんじゃないかと思い、押してみると…何も起きない。
「(どうやったらできるんだ?)」とあれこれ調べてウィンドウを横にスライドしたらお目当ての物が表示され、「やったーー!」と叫んだらお母さんに温かい目で見られてすごく恥ずかしかったのは内緒だ///。
さすがに興奮してしまったので自分の部屋に行き、スキル獲得の続きを始めた。
《スキル取得 必要pt》
【生産係スキル】
錬金術:10pt
調薬:10pt
鍛冶:10pt
料理:10pt
・
・
etc
【魔法係スキル】
火属性魔法:5pt
水属性魔法:5pt
風属性魔法:5pt
土属性魔法:5pt
雷属性魔法:15pt
光属性魔法:30pt
闇属性魔法:30pt
空間属性魔法:80pt
時間属性魔法:100pt
無属性魔法:10pt
治癒魔術:10pt
・
・
etc
【その他】
隠蔽 10p
罠解除 5p
開錠 5p
気配察知 15p
危機察知 15p
直感 20p
敵攻撃予想:100pt
・
・
etc
ものすごい数のスキルがあった。
「(ここまでたくさんあるとさすがに悩むな…。ん?これは…)」
ルーカスは考えたすえこの3つのスキルに絞った。
成長速度UP:200pt
創造魔法(制限あり):200pt
全情報処理サポートキャラ:200pt
成長速度UP:レベルやスキルが上がりやすくなるスキル。
創造魔法:考えたことを実現する魔法スキル。
生物や神話級の伝説級の剣とかは作成不可。
「(まぁ生物とか伝説の剣が作れたら神に匹敵するからな)」
全情報処理サポートキャラ:あらゆる情報をサポートキャラを通してに知ることが出来るスキル。
サポートキャラはランダムか作成で姿を変化可能。
「(……これチートすぎるだろ!?これがあったら世界征服余裕だわ!?)
結局ルーカスは全情報処理サポートキャラスキルを獲得することに決めた。
「(情報は力って言うし、これを選ばない選択肢はないよねー)
別に寂しいから友達ほしいから選んだ訳じゃないんだからね!!…
『ポーン! 全情報処理サポートキャラスキルを獲得しました。サポートキャラを作成しますか?』
じじ神のときの様に頭に響く声がきこえてきて、
『YES or NO』の表示がでてきたので『YES』を押したら次に、
『イメージ作成しますか?それとも画面での作成にしますか?』が表示されたので、イメージ作成で作ることにした。
ボクは某オンラインゲームアニメのの妖精をイメージし『決定』ボタンを押すと、
召還陣のようなものが出て、目の前が少し明るくなりたまらず目をつぶって光が無くなるのを待った。
そして光も収まり目をあけると、そこにはイメージ通りの黒髪のちっちゃい妖精がそこにいたのでつい興奮して、
「おっしゃーー!!!妖精さんきたーー!!」って叫んでもしょうがないと思う。
だからお母さん痛い子を見るような目でボクをみないで!
ていうかいつからいたの!すごく視線が痛いんだけど!
もうボクのライフはゼロよ!!
「ママがちゃんとルーちゃんと遊んであげられてないからそんな風になって…ルーちゃんごめんね…」
「ちがうの!これは!…「これからは1人で遊ばなくても次からはママが一緒に遊んであげるからね…ぐすっ」へ?」
「(ん?一人って妖精さんがみえないのかな??)」
『私のことはマスターしか見えないようになっているんです』
「(え!?しゃべれるの!?)」
『正確には念話で会話しています』
「(すげえー!!さすがファンタジー!!)」
『興奮しているところ申し訳ないのですが、まずはお母様の誤解を解決した方が良いかと思われます。このままだとマスターは痛い子供の烙印を背負う事になりますよ』
「(それはいやだな!どうやって誤解だということを納得してもらうかだな)」
『私に案があります。「どんなの?」それは…ごにょごにょ…で…でございます』
「(わかった。やってみる)」
「ママ!ありがとね!」「ルーちゃん?」
「いちゅ(いつも)もいそがしそうだったからボクはママにありがとうのかんしゃのきもちをちゅたえる(伝える)れんしゅうをしてたのー」
「でも妖精さんっていってたわよ?」
「ようせいさんみたいにママはかわいいってちゅたえた(伝えた)かったのー」
「そうだったの……ルーちゃーん!ありがとね!!ママとってもうれしいわ!!!」
「ボクもしんぱいかけてごめんなさい…」
「いいのいいの!それじゃ邪魔しちゃ悪いからママは行くわね」
「うん!がんばってれんしゅうたくしゃん(沢山)しゅるねー(するねー)」
「がんばってね!」「うん!」……バタン!
「ふー、危なかった!!」『見事な演技でしたよ、さすがマスターです』
「後少しで一人で何かに話しかける痛い子になるところだったよ、ありがとアイギナ」
『いえお役に立ててなによりです。それよりアイギナとは?』
「妖精さんのお名前だよ、さすがに名前無しは可哀想だからね」
『なるほど、地球という星のギリシャ神話にでてくる妖精の名前ですか」
「もしかして気に入らなかった?」
『いえ、嬉しいです!ありがとうございます!マスター』
「そうよかった!ところでマスターって呼び方やめてくれないかな?呼びなれてないから違和感あるんだけど…ルーでいいよ」
『いえそれは出来ません。ルー様でお願いします。これ以上は出来ません!」
「…はぁー、まぁそれでいいか、それじゃアイギナはボクのサポートキャラになったわけだけど、ボクをこれから支えてほしい、よろしくね!」
『はい!ルーカス様!こちらこそよろしくお願いします!!」
何とかお母さんにばれなかったルー。
これからも隠しながら生活するのでしょうか?
次回こうご期待!
※走り去ったお父さんは酒場で愚痴っていたところを店長が、
お母さんに連絡して家に連れ返されなぐさめられたそうです…