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掃除屋の憲一、基地の街の風景  作者: バッシー0822
超限戦編

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32.タケシ:狂気の刃

タケシのパソコン画面には、グルリンのSNSアカウントが表示されていた。彼は、彼女の投稿、ライブ配信のアーカイブ、そしてフォロワーとのやり取りを、昼夜を問わず執拗に追いかけた。彼女の活動、そして彼女が示す「光」が、彼の絶望をさらに深い闇へと突き落とす。


「お馬さんに聞く超限戦」の動画が再生されるたび、タケシの心には復讐の炎が燃え上がった。彼の唯一の「成功」を打ち砕いたグルリン。彼女こそが、この腐敗した社会の象徴だと、彼は自身に言い聞かせた。


そしてついに、彼は彼女の次の動きを特定した。


グルリンが、来たる週末に、基地の近くの公園でコスプレ撮影会を行うという投稿だ。それは、彼女のフォロワーたちとの交流を深めるための、開かれたイベントだった。


タケシは、パソコンを閉じた。彼の心は、もうネットの世界にはなかった。彼が向かったのは、街の片隅にあるミリタリーショップ。そこで、彼は一本の**サバイバルナイフ**を購入した。手に馴染むその冷たい感触が、彼の狂気をさらに掻き立てる。


「革命には、血が必要だよなぁ!」


タケシは、誰もいない部屋で、ナイフを握りしめ、歪んだ笑みを浮かべた。彼の心の中には、血まみれのグルリンを無双し、その全てを破壊する妄想が渦巻いている。これこそが、社会を揺るがす真の革命だと、彼は一人悦に浸るのだった。



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