表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
掃除屋の憲一、基地の街の風景  作者: バッシー0822
超限戦編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

31/37

31.タケシ:狂気と復讐

タケシはパソコンの画面を睨みつけ、指先が震えていた。動画配信サービスから流れる「お馬さんに聞く超限戦」の解説は、彼の成功の全てが、実は誰かが作ったスクリプトによる虚構であったことを白日の下に晒した。


(俺は、ただの操り人形だったのか…?)


彼の脳裏には、ロケット弾じいさんたちから「先生!」と崇められ、ネットの世界では「革命家」と持てはやされた栄光の日々が蘇る。そして、その成功の裏に隠された、就職に失敗し、社会から完全に**置いてけぼりにされた惨めな日々**。その両極端な記憶が、彼の精神を激しく揺さぶる。


そして、追い打ちをかけるように届いた某国からの支援減額メール。タケシは、もはや自分が誰からも必要とされていないことを悟った。再び、あの絶望と孤独にまみれた日々に引き戻される恐怖。


「このままでは、駄目だ…!」


タケシの心の中で、何かが音を立てて砕け散った。彼の頭に浮かんだのは、自身のプライドを打ち砕き、全てを台無しにした「お馬さんに聞く超限戦」の動画。そして、その中で楽しそうに笑う、**グルリン**の顔だった。


これこそが革命なのだと、彼は自身に言い聞かせた。本当の敵は、古い思想に囚われたじいさんたちでも、基地でもない。自分を嘲笑い、その存在を脅かす、ネットの向こうの「敵」だ。


タケシのターゲットは、グルリンに向けられた。彼は、彼女が持つ影響力、そして彼女自身を徹底的に叩き潰すことで、自分の存在価値を証明しようと決意した。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ