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神の名の元に

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


注意事項2

調理実習やった事あるんです。

『不味い』と書いたら怒られました。

その先生は尊敬してますけど、今でもずっと、理不尽だと思ってます。

古今東西、自らの信じる物によって争い事は起きる。子供の喧嘩だって、大人の戦争だって、『自分が正しい』と思っているから引っ込みがつかないのだ。そしてその信じるものの代名詞と言えば、やはり私の中では宗教だった。だから何時も、こう考える。

神の名の元に犯した殺人は、果たして肯定されるのだろうか。


部屋中に響き渡る激しい絶叫。歪んだギターの音。ロックが部屋中に流れている。彼女は其れに耳を傾けながら、ただぼんやりと此方を向いて問い掛けた。

「君って神様を信じるタイプ?」

とある新興宗教の誘い文句を思わせる台詞に、少し考える。其れから出した答えを提示した。

「どうだろうな。分からない。毎年クリスマスを祝って、初詣に行って祈っている。けれども願って救われる事も救われない事もある。だから分からない」

願って救われるぐらいなら、恐らく須らく皆、神に頭を垂れて仰ぐ。其れでも実際、そんな甘い事はない。どれだけ祈っても救えないものはある。

彼女はその問いかけに満足したらしい。猫のように鼻先を上げると、気怠い顔をした。

「狂信者って、神様が言ったことが全てなの。だから神様が『騙せ』と命令すれば騙すし、『殺せ』と命令すれば殺す。そこに自分の意思決定はない。……そう……思ってた。

でも……本当は皆……自分の言動の肯定の為に『神様』という言葉を利用しているだけじゃないかと思い始めた。

……ははは!! 校則そっくり!! 何故駄目なのかも教えないで、強制的に守らせる、あれに。皆頭すっからかん!! 馬鹿みたい!!」

敬虔で上品だった表情から一転し、横暴で下品な表情に反転する。けれども其れを咎める事は出来なかった。


何時も何処かで自らの信じる物によって争い事が起きる。そしてよく聞くのが『神様がこう言ったから』である。本当に信じるに値するものかも考えないで、頭空っぽにして。

「私が愛してやまない神様が、私の仲良しなお友達を『彼奴は悪者だから殺せ』と命じるのならば、その場で信者やめてやるわ。

人を殺すなんて大層な事に、神様の意見なんか必要ない。やるなら自分の意思で、理由付けした上で殺すわ」

以下何でも許せる方向け。

個人の意見飛び交います。私の発言が許せる方のみ宜しくお願いします。


確かに私は調理実習で失敗を犯しました。

ちゃんと茹で上がってなかったんで。

けれども其れを正直に書いた事を咎められるのは納得いってません。

『この感想はね……うーん……ちょっと……』

『でも苦かったですよ』

『うーん……。ちゃんと調理すれば美味しいんだよ……?』


とある漫画の名台詞と、とあるロック歌手の名言が、思い切り重なったので、書かせていただきました。

『お前達は神の名のもとに虐殺犯してるよなぁ?

そんなんでよく「正気だ」って宣言出来るよなぁ?

本当はただ自分の上位の存在を勝手に作り上げて、縋ってるだけなんじゃねぇのか?

架空のものに責任転換して、滑稽な虎の威を借る狐だよなぁ?』

まぁ、通じる名言がこれなんですよ。


何故ダメなのか指摘もしないで、『そういうものだから』というもので、相手を縛る。

これもっと酷くなると、自分が気に入らないという気持ちを『だって神様が言ったから、私は罰を与えるだけ』って責任転換までし始めるんです。


意味不明な校則と似てません?

だからある意味、学校の校則って、宗教の聖書と似ている気がするんです。


なので、別の先生が言った名言を残しておきますよ。

『自分信じたい、着いていこう。そんな人に着いてけばいいんじゃない? 多分失敗しないからさ。

着いてけないって思ったら、離れれば良いんだよ』


だから認められるところだけ寄り添えば良いと思いますよ。疑問に思った事まで肯定する必要はないと思います。

何でも論理的な理由付けは必要だよね。

と思ってます。

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