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98、温泉宿 (1987年)昭和62年 中学2年生

「お疲れ様でした!」

ペコリとお辞儀をして挨拶をしてその場を去る僕と三花ちゃん。


 土、日を利用して仕事で僕らがゲストに呼ばれて野外収録に来ていた。

目的地は温泉街。僕と三花ちゃんはそこのとある有名旅館の女将と談笑した。


 「今日はお世話になります。」

 「こちらこそお世話になります。お二人の活躍は聞き及んでいますよ。今回来て頂けてとても嬉しく思います。」

 「どういたしまして。僕達も有名老舗旅館に来れて嬉しく思います。」

 「では案内致しましょう。」


 撮影スタッフと共に旅館の内部を散策する。

お部屋の紹介から料理の紹介等レポートする。


 次は大浴場。特別に許可を貰いスクール水着を着用した上にバスタオルを身体に巻いて湯舟に浸かる。

その前にかけ湯をしてから湯舟につかるのを忘れない。


 僕と三花ちゃんはそれぞれ男女別々の湯舟に入り、周りの景観や湯加減、効能等レポートした。

しばらく男女別々の湯舟を紹介していて台本通り奥に混浴風呂が有ると言う事で僕と三花ちゃんは向かった。

 中学生ながらほれぼれする位の肉体美の三花ちゃん。前々世の自分とは大違いだ。

それに対してロリ巨乳の僕は一緒に湯舟に浸かり混浴を満喫した。

 

 「ふ~。気持ちがいい~。」

 「そうだね。」

番組収録と言う事も忘れるくらい湯加減も良く心身共にリラックス出来た。


 そして部屋に戻ると布団が敷いてある。

浴衣に着替えた僕と三花ちゃんは仲良く就寝した。


 「はい、カット!1日目の収録お疲れ様。」

同行ディレクターから撮影中断の合図が上がり、番組スタッフ達は部屋を後にして明日に備えていた。


 2日目、部屋で朝食を食べる風景を撮影。

海の幸、山の幸、土地の珍味等料理を満喫した。


 朝食を食べる収録も終わり、番組スタッフも朝食を摂る。

食後の歯磨きの後、荷物をまとめて部屋を後にする。

 その際、部屋から見える風景等をレポートしていた。

天候も良く、辺りが一望出来てとても良い風景であった。


 女将に対して別れの言葉を述べる。


 「とても良かったと思います。ありがとうございました。」

 「温泉や料理とても良かったよ。」


 「どういたしまして。またプライベートの時でも遊びに来てください。」

女将と挨拶してその旅館を去る。


 その後は周りを散策して目玉スポット等を紹介する場面を収録した。


そうこうしている内に時間が過ぎて行き、収録が終わった。


 「皆さん、お疲れ様でした。」

番組ディレクターが言い、僕達と番組スタッフはその場で別れ迎えの車で僕と三花ちゃんは帰宅した。

 

 後日そのロケが放映されたら反響が強く、その温泉にくるお客さんがたいへん増えたと聞く。

それに僕と三花ちゃんの事も話題に出されており、

 

 「みかんちゃん可愛い。」

 「ゆう君格好良い。」

等、声が上がった。


 教室でもクラスメイトから、

 「番組観たよ。とても気持ちよさそうだったね。」

  

 等言われてとても好評だった。


 「鏡原さん、女将さんと話してなんとか交渉出来ない物かね?ぜひとも宿泊学習の宿として予約したいのだけど。」


 担任の先生が僕を通じて値段交渉出来ないか聞いてくる。


 「わかりません。」


 「だよね?僕も1生徒に交渉は難しいと思うんだ。でも先生と一緒に交渉すればあるいは・・・。」


 その時は冗談の様に聴いていた。

その後交渉してみて学校からの団体客と言う事で安くしてもらう事が出来て旅行先のホテルが決定した。


 その後はとんとん拍子で宿泊学習の日程等組まれて旅行する事になった。


 余談だが、その宿泊学習への泊まる先は僕らがいなくなった後でも続けられた。


閲覧していただき誠にありがとうございます。


m(_ _)m


面白い、続きが読みたいとお思いの方はお手数だけど、

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面白ければ☆5を。つまらないとお思いの方は☆1を。

またそれ以外の方は☆4~☆2をお願いします。

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m(_ _)m

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