95、生徒会長就任 (1987年)昭和62年 中学2年生
1987年、中学2年生に進級した僕と三花ちゃんはまたもや一緒のクラスになった。
今年度の生徒会に早くも推薦されている。
そして僕と三花ちゃんの通っている校区が来年に分離する為、着々と新中学校への移動の準備が始められていた。
そんな中、僕は次期生徒会長に推薦されており、三花ちゃんも生徒会役員に推薦されていた。
今回は特殊で、僕がもし生徒会長に就任した場合、中学校が分離される為に副会長は残される側が来期の生徒会長に昇進すると言う具合になっていた。
生徒会選挙で僕は晴れて次期生徒会会長に選出されて、副会長に残る側の生徒が就任した。
三花ちゃんの役職は生徒会長補佐と言う肩書で実質NO、2であり、副会長とはまた別枠であった。
学校の授業が終われば生徒会に出席して、終わり次第芸能界活動をしていた。
芸能人と言う事もあり、認知度が高く生徒会会長の会合等では有名であった。
おまけに補佐として三花ちゃんと一緒に会合に出たりしていたのでなおさらの事知名度が有り、
意見も言いやすかった。
「普段時の学校への部外者侵入対策と言う事を想定していまして、各校門の登下校時以外の門扉の戸締りを徹底する事を提案致します。」
「例えばそれをする事によりどの様な被害の対処が出来そうでしょうか?」
「はい。現在各学校は無条件に部外者が入って来られる様になっています。例えば不審者、暴漢その他色々。後盗撮目的等。それらの被害を未然に防ごうと言うのが今回提案した趣旨となります。」
「では本当に用がある場合はどうすればいいのだい?」
「はい。各入口にインターホンを設置し、職員室に連絡が来る様にすればいいと考えています。」
「成る程。ありがとうございます。鏡原さん。」
「どういたしまして。早急に対処した方が良いかと思います。」
「そんなに大事な事かね?」
「はい。早急にする程大事な案件であります。海外でも部外者が校内に侵入して銃乱射等のニュースを聞いた事があるかと思います。重ねて、それらを未然に防ぐ為に必要不可欠だと思います。」
「鏡原君。君のその理論の根拠はどう言った物だい?」
「繰り返しますが、自校の生徒達を暴漢者等から守る為であります。海外では既にそう言った被害が多発しています。いつ何時自分の学校で起こらないとは限りません。その為の予防策であります。」
「かさねがさねありがとう。君の意見を参考にさせてもらうよ。」
「ありがとうございます。事を急ぎます各学校の生徒会長の皆さん、早急に対応して下さい。」
「そんなに急を要する事なのかな~?」
「予算の都合はどうするつもりだい?」
「それらは各学校での判断にお任せ致します。事は早急にしないといけない事をくどい様ですが重ねて言います。」
「無駄足だと思うけどね~。考えすぎじゃないの?」
「それは各学校の判断にゆだねます。私は警告致しました。それをお忘れなき様にお願い致します。」
「お堅いね~。」
「何と言われようともこの案は譲れません。」
「可愛い顔して頑固だね~。」
「しつこい様ですが再三忠告致しました。後は各学校の判断にゆだねます。」
「へいへい。」
まず初めに門扉を設置して部外者が軽々と侵入出来ない様にする事を今世でも第一に生徒会会長会合で提案した。
この会議の議事録は記録されており、のちに対処していなかった学校で実際に暴漢に襲われて大被害を被った事件が起こってしまい、それ以降僕の案の重要性が認知された。
それ以降も僕と補佐として頑張ってくれている三花ちゃんとの二人三脚で生徒会長職を頑張った。
学校では僕の事を『ロリ巨乳生徒会長』として名をはせた。
それは週刊誌でも記事として取り上げられ、僕と三花ちゃんの仕事ぶりを全国にアピール出来た。
のちに僕の事を題材にしたドラマが作成されて、『ロリ巨乳生徒会長』と言う言葉が流行った。
本人役として僕と三花ちゃんが出演してたのは言うまでも無く、ドラマは大ヒットした。
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