92、海水浴と日焼け (1986年夏)昭和61年 中学1年生
1986年夏、家族で近場の海水浴場に来ている。
男性群、すなわちお父様、兄達、弟、そして『雄蔵』である三花ちゃんは海パンである。
対して女性陣のお母様はワンピースの水着、そして僕はスクール水着を着用していた。
努力したかいもあり三花ちゃんの身体付きは引き締まっており、元男の自分が見てもほれぼれする様な肉体美だった。
対して僕は130cmのKカップ用に新調した紺色の無難なスクール水着。
髪型はツインテールにしている。
家族で海水浴を楽しんだりして海水の冷たさを満喫していて帰る頃には日焼けしていた。
荷物番として順番に休憩がてら荷物の管理をする為に三花ちゃんと一緒にレジャーシートで休んでいると、どこからともなく視線を感じた。
辺りを見回すと僕らの事を気にしないそぶりをしているけど気にしている他の海水浴場のお客さん達。
言葉を掛けるべきか迷っている様であった。
「あの、『ユー&ミー』のお二人ですよね?僕ファンなんです!」
とある少年が意を決してこちらに来て問いかけて来た。
「あら~良くわかったわね。当りよ。」
「少年、よくわかったね。当りだよ。でも今はプライベートな時間だから黙っててもらえないかい?」
「え?どうして?」
「僕らは家族水入らずでプライベートな時間を過ごしに来てるんだ。ごめんね。」
「そっか~、わかったよ。」
「では怪我の無い様に海水浴楽しんでね。」
「はあ~い。わかりました。」
「ではね。」
「お二人とも今後も頑張ってください。応援しています。」
「ありがとう。」
その会話を皮切りに、僕らのレジャーシートの周りのお客さんがざわつき始めた。
「やはり本物だったみたいだ。」
「雄蔵君、筋肉質で恰好良い~。」
「三花ちゃん可愛い~。」
等々声が聞こえる。
そこへ騒ぎを聞きつけたお父様達が戻ってきて、
「今はプライベートなので騒がないで静かにしていて下さい。」
とお願いしていた。
それらを聞いた周りの海水浴客も何とか鎮静化して静かな時間を過ごす事が出来た。
余り騒ぎ立てて他のお客さんが殺到してきて近場の自分達が間近で見れなくなる事を察してくれた様で、静かにすることにより僕と三花ちゃんを堪能出来ると理解した様であった。
夕方になり、設置されているシャワー室で身体に付着している海水や砂等を洗い流す。
私服に着替えて家族皆が帰宅準備が出来た事を確認すると家路についた。
帰宅してから再度風呂に入り、今日の日焼けの状態を確認した。
すっかり色白な肌にスクール水着の形を残してこんがりと焼けている。
そう言えばこの頃は紫外線カットとかの考えはあるには有ったかも知れないが、こんがり焼けている程健康的と思われていた時代であった。
幸いな事に僕や三花ちゃんは日焼けに対し強い体質であり問題無かった。
『でも明日、身体中がヒリヒリするんだろうな・・・。』
日焼けあとフェチではないけど、僕自身のスクール水着の形に日焼けした姿にほれぼれした。
黒と白のコントラスト、色の共演がたまらなく綺麗で自分自身とても可愛く見えた。
前々世にゲーム等で見た、ワンピースタイプの日焼けあとの上からビキニタイプの水着を着て日焼けあとを楽しむのを自分自身でも出来ると言う発見。
あいにくとビキニタイプの水着は保有していないので、代わりにブラとショーツを代用してコントラストを楽しんだ。
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