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86、体操服の有用性 (1984年小学5年生~)

 1984年4月、小学5年生の時に僕と三花ちゃんは学級委員長に選ばれた。

 

 「学級委員長は鏡原三花、副委員長は鏡原雄蔵。2人とも2年間頼むぞ。」

 「はい、わかりました。」

 「わかりました。先生。」

 担任の先生の言葉に僕と三花ちゃんは快諾した。


 学級委員長に選ばれたのは、自分磨きを怠らず成績優秀で他の学童への面倒見が良いから選ばれた。

三花ちゃんの副委員長も同じ様な理由で選ばれた。

 特に三花ちゃんは身だしなみにも注意してクラスの女子から人気が有った。

僕の場合も男子、女子問わず人気が有り、下級生からはお姉さんなのに妹の様で接しやすく、また話をしやすかったからと言う。


 「低身長だけど、母性溢れる胸部。手脚が細く腰にくびれが出始めて来てナイスプロポーション。

また漆黒の黒髪で、その日その日の髪型を変えて来て皆の目を楽しませている。

その様な三花ちゃんの人気が出ないわけないでしょうね。」

 クラスメイトの1人が言う。


 「雄蔵さんも身長が高く、知性あふれる眼差しをしていて博識家みたいな印象を与えてるわね。」

僕と三花ちゃんへのフォローを忘れずに行うクラスメイト。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 後日体育の授業では、僕と三花ちゃんで体育の見本演技が披露された。

小学校では男女共同で授業を受ける。

男子達の視線はブルマ姿の自分に注がれており、胸部への視線も感じられた。

演技に夢中の余り、視線を余り感じられなかった様な気がしたが演技披露が終わった時、他の女子生徒達が教えてくれた。


 次は三花ちゃんによる演技披露。まさに体操選手の様に筋肉が引き締まり、演技が繰り広げられる。

僕から見ても美しい・・・。

ナルシストではないつもりだけど、筋肉質の僕は恰好良い。

前々世での自分との大違いで、筋肉美の三花ちゃんに惚れてしまいそうだ。


 「ねえ、三花ちゃん。雄蔵さんの演技披露を見る姿、夢見る乙女のようだったよ?」

 「え?そう?でも他の女子も同じような表情をしていた様に見えたわね。」

 クラスメイトの女子児童と会話していて僕以外でも三花ちゃんの肉体美にほれ込んだ児童が多発した。


 「鏡原兄弟。見本演技披露ありがとう。今ので分かったと思うが今回の授業はこの体操だ。」

先生が礼を言う。

 

 授業の前に簡単なストレッチ運動。

僕と三花ちゃんとがペアになり、皆の前で準備運動をする。

僕は脚が柔らかく、開脚を180度出来る様になっている。


 クラスメイト達は見本をしている僕達に視線を送り、筋肉または脂肪の動きに注目していた。

昔から女子の悩みとして聞いている、ブルマ着用時のはみパン。

僕は授業が始まる前に念入りに確認していた。

後はブラジャーの替えも用意を怠らない。

汗をかくとあせもになったりして美容に大変よくない。

ベビーパウダーを常備しており、体育の授業が終わった時等に活用した。

 使用する際は保健室を借りている。


 「鏡原三花さん、まだ小学生なのに大変ね。」

保険室の担当医が言う。


 「いえ、もう慣れましたから。」

僕が答えると、


 「身体の事で何か不都合な点があればちゃんと教えてね。」

 「ありがとうございます。」


 しばらくして保健室を後にする。

 「失礼致しました。」


 昔TVの影響で流行ったスカートめくり。

僕は体育の授業で使用したブルマをきんちゃく袋に入れて替えのブルマを履いている。


 「残念でした~。ブルマでした~。」

と言う光景は創作だけの世界なのか・・・。


 僕は念の為に万が一スカートめくりされた時の防御として今日もブルマを履いている。

ブルマを履くと、ショーツだけでの不安感が払しょくされて安心感が得られる。

また女性は冷え性が多いと聞くけど、温かみがありポカポカしている。


 実は前世では大学の時も実はブルマを履いていた。

ブルマはもう慣れっこ。常態化しており、ブルマ無しの生活は考えられなかった。


流石にアイドル衣装の下にブルマは履きたかったけど、なかなか許可が下りなかった。

それでも当時から出ていた『アイドルお宝館』等の女性芸能人を扱った雑誌で、コンサート衣装の下で見せパンを披露しているアイドルもいる事はいた。

 それでも当時の僕はステージ衣装の下にブルマを履く有効性を熱く語り、なんとか許可してもらった。


 それも今となれば懐かしい思い出・・・。

今世ではブルマ、いつまで履いていられるかな・・・?

暖かいし、包まれた感じがして感触が良いんだけどね・・・。

 

閲覧していただき誠にありがとうございます。


m(_ _)m



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