74、再度の邂逅と習い事 (1974年頃~1977年頃)幼稚園入園前
僕事鏡原雄蔵イン鏡原三花ウィズ鏡原三花の魂の女の子と、鏡原三花イン鏡原雄蔵ウィズ鏡原雄蔵の魂の男の子の赤ちゃんはお互いに脳内会話をして前世での勉強した事を思い出してクイズ形式に遊んでいた。
はたから見ると仲の良い双子の様に手を繋いだりしていて大変微笑ましい物だったと言う。
外見は赤ん坊だけど中身は、僕は45歳+19歳+1歳くらいで合計65歳くらい。
対する三花ちゃんは19歳+1歳くらいで20歳くらいで丁度成人して大変おめでたい事でもあった。
両親を含め家族の会話、並びにTVのニュース等を聞いていると今まで歩んでいた時をまた繰り返している。
すなわち、僕が授かった特殊能力『セーブ&ロード』能力により過去の世界に戻り、『設定』能力により本来は別世界の住人であり同一人物、男としてまたは女として生を受けた時自分自身が同時に存在する。
追加として前々世で本来産まれるはずだったのに流産してしまった兄弟も産まれる世界にした。
その他にも色々と設定をしたがここでは割愛しておく。
僕ら双子で合って双子であらずの許嫁の2人は家族が流すTV番組やレコードを流して音楽鑑賞しているのを聴いたりしてすくすくと育っていった。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
時は流れ、1976年(昭和51年)3歳の頃に弟の『三郎』が産まれた。本当は『四郎』となるべきだろうが、
読みが不吉なのと、鏡原家正当な血筋の3番目の男の子であると言う事で『三郎』に決まった。
前世での弟の可愛さもあった為ぜひとも産まれてくる世界にしたかったのもある。
同時に僕と三花ちゃんは言葉の発音にも流暢になり、兄達の持っているアニメレコードの歌詞に合わせて歌っていたりしていたらそれを聴いていた家族が知り合いに音楽の勉強を教えてくれる様に頼むと言う話になり、運命の方との邂逅を果たした。
ついでにピアノのおもちゃも買っていただき鍵盤を叩いた。
まるで初めからピアノが弾ける様になっている。
ピアノのレッスンの先生は大変驚いていらっしゃった。
たどたどしい鍵盤をたたく。でもそこには曲がちゃんと聴こえてくる。
試しに2人とも弾いたが基本は出来ていると大変褒められた。
夢は連弾(1台のピアノを2人で弾く)をする事。
それから何回かピアノと歌の練習を重ねて行き、ピアノを弾きながら歌う芸当までこなしていった。
ピアノと歌の音楽のレッスンの先生は既に有名な作曲家の方で僕にとってはまさに神の存在であった。
三花ちゃんも懐かしさのあまり歓喜に震えていた。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ピアノと歌の音楽のレッスン以外にも水泳等も行った。
行きつけのプールで泳ぎの練習をした。
まずは浅いプールで水に慣れる為に顔を付けて息を我慢する事から始まり、バタ足等習った。
僕らの背格好が同じで水着の違いでなんとか区別が出来る程瓜二つであった。
泳ぎの技術も日に日に上達して行き、身体に浮き等装着してプールサイドの滑り台から水中に入ったり、深水して遊んだりと楽しい日々を過ごした。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
後、おもちゃの包丁と野菜等で料理ごっこをして楽しんだ。
本物の包丁は流石に危ない。またこの頃はガスコンロであった為火の取り扱いにも十分注意してまだまだ料理の手伝いをさせてはもらえなかった。
安全で年齢的に出来る事と言えば、水洗いをして渡す事くらいしか今はまだ出来なかった。
泡立て器で一生懸命に泡立てして、メレンゲを作る。
早く自分で料理が作りたい物だ。
三花ちゃんも早く作りたさそうな感じであった。
間もなく幼稚園入園。2人とも大変待ち遠しかった。
面白い、続きが読みたいとお思いの方はお手数だけど、
下の星の所から評価をよろしくお願い致します。
面白ければ☆5を。つまらないとお思いの方は☆1を。
またそれ以外の方は☆4~☆2をお願いします。
またブックマーク、感想を記入していただけると多いに励みになります。
何卒よろしくお願い致します。
m(_ _)m