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63、卒業式(高校編)(1992年3月上旬)高校3年生

 1992年3月上旬遂に高校の卒業式の日が来た。

 

 「卒業生代表鏡原三花、貴女は3年間無事に高校生活を送りそれを祝福致します。」

校長先生から卒業証書を総代として受け取った。


 校長先生から卒業生に向けての挨拶と在校生の代表が送辞を述べた。

答辞として僕が、


 「お集まりの皆さん、私達卒業生は3年間の学園生活で学んだ色々な事柄を胸に卒業後も頑張り、

それぞれの道を歩んで行きたいと思います。

卒業生代表、鏡原三花。」


 パチパチパチ。拍手が鳴る。


 そうして卒業式がつつがなく終わり、教室に戻った。


 「三花ちゃん、感動したよ。」

 「どういたしまして。」

 同級生が僕に語り掛ける。

どことなく目じりに涙をたたえていた。


 それからしばらくして担任の先生がいらして、皆着席した。


 「では卒業証書を渡すから各自来る様に。まずは○○。」

 「はい。」

そうして順番に証書を授与される。


 「皆、3年間お疲れ様。こうして無事に卒業式を迎えられて先生は嬉しいぞ。」

先生が感想を述べる。

 

 「特に鏡原さん、芸能活動と勉学の両立。あと生徒会長職、級長職お疲れ様。」

 「ありがとうございます。皆さんの協力が有っての事でしょう。」

 「いやそれでも鏡原さんの頑張りは皆が見ていましたよ。今までありがとう。」

先生の言葉にうるっと僕はした。


 「繰り返しますが皆さんの協力あっても物ですから・・・。」

パチパチパチ、クラス中から拍手が起こる。


 「では最後にクラス皆で記念写真を撮りたいと思う。鏡原を真ん中にして全員集合。」

そうして記念撮影がされて解散となった。

あっという間に過ぎた3年間の高校生活。今後の糧にしようと誓った。


 「そうそう、以前皆に各自収録したビデオメッセージテープ早い内に編集して配るからな。」

そう、各自1分間のビデオメッセージを撮影していて歓声を待ち望んでいた。


 帰りに校門を出た所、下級生、同級生から一緒に写真撮影のお誘いを受けた。

 「鏡原先輩、記念写真お願いします。」

 「鏡原さん、一緒に写真お願い。」

 どうしようか考えた僕は記念に少しだけなら・・・という事で快諾して記念写真を撮影した。


 そうこうしている内に時間がどんどん過ぎて行き、周りの皆も記念品が出来たと大喜びだった。

 だが時間は有限。僕の迎えの車が来た。


 「では皆さんごきげんよう。」

 僕は車に乗り込み高校を後にした。本当は危険なのだが窓から顔と腕を出し後ろに向かい手を振って学校や下級生の方々とお別れをした。



 


 


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