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62、卒業後への事 (1992年2月~3月上旬)高校3年生

 1992年の2月、僕は全国の大学等から入学希望が殺到していたが進路先を地元の大学に決めた。

全国から学生が集う、そのキャンパスはまさに勉強、サークル活動等々魅力に感じたからだ。

何よりも、自宅から通学出来ると言うのが決めてで僕の高校からも数名が入学する事になっている。

 1人暮らしと言う魅力もあったが、家族と共に居たいと言う希望と地元愛から大学を選択した。


僕の進学先の情報はしばらく伏せられたが、瞬く間に広がっていった。

後は高校卒業までの残り1か月間悔いの無い様に過ごしていきたいそう願うのであった。


 「三花ちゃん、寂しくなるわね。」

 「まだ残りの高校生活1か月間有意義に過ごしましょう。」

 「私も三花ちゃんに逢えなくなるなんて悲しい。」

 クラスメイトの掛け声に対し僕は答える。


 「俺は鏡原と同じクラスになれてうれしかったぜ。」

 「「「「「私も私も。」」」」」

 「ありがとうございます。私も皆さんとの学生生活とても大事な思い出ですわ。とても寂しいわね。」

 クラスの男子学生が言うと周りが賛同して、僕も皆との別れが寂しい旨を伝えた。


 しんみりとする教室。

 

 「3年後の成人の日だと皆20歳を超えているはずだからぜひとも同窓会をしたいと思いますね。」

 「「「「「賛成。賛成。」」」」」」

 「担任の先生も誘ったらどうでしょうかね?」

 「先生は忙しいのではないかな?」

 「先生もきっと喜ぶと思いますよ。」

 「それもそうだよね。」

 僕は皆が飲酒出来る3年後の成人の日に同窓会を開く事を提案した。

クラスの皆も乗り気の様で、担任の先生も呼んで大掛かりなイベントにしようと言う事になった。


 「皆との同窓会今から楽しみだね。」

 「まだ今現に会ってるのに将来の事を考えなくてもいいのではないか?」

 「あははは。それもそうだね。」

クラスメイトの同窓会への期待が膨らむ中、今現在の重要性を語る同級生もいた。


 「10年後、20年後と節目の年に同窓会が開催されると良いよね。」

 「それは名案。開かれる様に俺達も頑張らないとな。」

将来の展望を語る。ぜひともまた皆と逢いたいと思う。


 「まずは皆さんの高校卒業後の進路に幸多い事をここに願います。」

 「「「「「願います。」」」」」

僕が皆の進路への願いを込めると皆も復唱してくれた。


 そうして高校生活もあっという間に過ぎ卒業式目前と迫っていた。

 





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