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52、生徒会と学園祭 (1989年~1990年)高校1年生~高校2年生

 生徒会役員の一員になり、僕は広報活動をする。

何をするかと言うと、わが校のアピールをする事。

例えば高校紹介での主演女優になり、学校案内をして良い所、おすすめの場所等を紹介する動画が作成された。

また、各部活動の光景をアナウンスするレポーターみたいな事をした。


 おまけに他校からの来賓や生徒会の方々が来た場合、僕が相手になる。すなわち我が校を代表として

顔になり、生徒会の一員として会談に加わった。

 生の『みかん』が逢えるとあって問い合わせが多く、視察に来たり交渉事等生徒会への連絡が多かった。


 これには先生方も看過されて、他校の先生方を招いての会合等の場所になり、学生でありながらその場にいるだけでいいからと言ういわゆる置物状態になり、見世物の様であった。

 特待生で入学している。このくらいは仕事の内と割り切って任務をこなした。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 月日が流れて、2年生になり生徒会副会長に就任した。

副会長候補に推薦され満場一致で僕は決まった。

各役員と連携を取り、会長の補佐をした。


 2年生の1990年は高校の創立30周年で、大々的に文化祭をしようという事になり、企画、予算等々話し合われた。

イベントの一つに僕のピアノ演奏やライブの案が出された。この話は芸能事務所にも連絡が行き、衣装等の採寸、セット等々が生徒会と事務所の担当で話し合い企画案が出来上がっていった。


 「皆~!元気~?」

 「「「「「元気~!」」」」」

 「始まるよ~!」

 「「「「「お~!」」」」」

 文化祭当日僕の掛け声と共にライブが始まり、数曲を歌った。

その後は衣装変更をしてピアノ演奏をする。

 観客としてピアノのレッスンの先生が来られていて、


 「すげ~!作曲家の〇〇先生じゃないか~!」

 「あっ!本当だ~!」

 「きゃあ~!感激!生で観れるなんて。」


等の歓声が聴こえた。


 パチパチパチ!

 「ブラボー!」


 ピアノを弾き終わりお辞儀をして舞台から移動する。


 「「「「「アンコール!アンコール!アンコール!」」」」」


 しばらくして衣装を早着替えしてピアノを弾きながら歌った。

曲目は某有名ゲーム曲に歌詞を付けた物で、楽譜も既に暗記していた。


 「「「「「お~!この曲は!」」」」」

 

 大盛況に僕のプチコンサートが終わり、皆満足気だった。


 ちなみにクラスの出し物は喫茶店で、ジュース、コーヒー等が販売された。

ウエイター、ウエイトレスに扮して給仕する。

僕も自分のプチコンサートが終わったらしばしの休憩の後、ウエイトレス姿に扮して接客に回った。

 

 「お~!みかんちゃんが接客しているぞ~!」

その掛け声が呼び笛となり、客がより一層殺到した。

売り上げに貢献出来て万々歳だ。


 クラスの出し物も大盛況な結果で満足いく学園祭となって、皆の記憶に残り続ける事であろう。


 創立30周年記念学園祭の収支報告が生徒会で行われ、大盛況に終了した事を物語っていた。

僕も貢献出来て嬉しい。

  


 

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