48、身体測定 (1989年4月上旬)高校1年生
今日は身体測定の日。
身長今回は伸びて欲しいな・・・。
結果は身長130センチで変わらず。胸囲はまた成長、腰は年相応にくびれてきた。お尻は平均。
体重は胸囲の成長分いくらか増量していた。
この頃(1989年4月)はまだ体脂肪計は存在していないので、BMI(体重㎏÷身長m÷身長m)測定で、
適正体重が【(身長m×身長m)×22】で表される。
すなわち僕は130㎝なので適正体重は37.18㎏それに胸囲分が加算されるので約6.2㎏あり、
合計約43.4㎏でBMI数値は25.68あり、軽度な肥満と言えた。
「鏡原さん、心配なさらないでね。貴女の立派な胸部の為だから気にしないでね。」
保険医の方が言う。
「はい。心遣いありがとうございます。」
「それにしても立派な胸部ね。同性の私からでもほれぼれしてしまうわね。
「重ねがさねありがとうございます。」
僕はお礼を言う。
今胸のカップはKカップある。念の為制服の胸部は余裕を少し出している。
いわゆる乳袋があり、女性の身体のラインの美しさを醸し出していた。
「どうだった?三花ちゃん。」
懐かしい声に振り返ると、柏崎恵ちゃん、霧島香ちゃん、日向綾子ちゃんの中学時代からの3人の親友がいた。
「鏡原さん、どうでしたか?」
新たな声の方に向くと、華野舞ちゃん。
家が神社で父親が宮司、本人は巫女として手伝っている。
僕も今度巫女さんの手伝いをする事になっている。これも勉強だ。役作りでも役に立つであろう。
「いいえ、私は身長は変わらず。胸部が更に成長していました。」
僕が答える。
「確かに鏡原さんは立派な物をお持ちだからね。同性から見てもほれぼれしますよ。」
「それ先程、保険医にも言われました。」
「あら?そうでしたか。でも鏡原さんは可愛いから異性は勿論同性からも惚れられてますよ。」
「どうもありがとう。」
「ではまた教室で。」
華野さんが言う。中学から親友の恵ちゃん、香ちゃん、綾子ちゃんと高校で知り合った舞ちゃんは共に同じクラスになった。
今日は身体測定だけの日なので終われば帰宅となった。
明日から本格的に授業が始まる。
高校生活も頑張らないといけない。そう心に誓った。
勿論芸能界活動も。
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