40、今後 (1988年)中学3年生
僕はゲームが好きだ。
勉強もろくにせず、遊び呆けておりテストの成績は悪かった。
親にも相当迷惑を掛けていた。
これは前世の事であり、『鏡原三花』としての今世ではその反省点を活かしゲームもするが生活リズムにメリハリを付けて勉学に励む時間を設けている。
それに加え芸能界活動の時間もある。
時間が足りない・・・。
せっかくの特殊技能、『セーブ&ロード能力』を保持しているので、練習を何回も繰り返して身体に覚えこませている。
ふと疑問に思う。
精神や経験等の蓄積は出来るけど、肉体的にはどうなんだろうかと。
その時その時の瞬間をやり直しているので関係無いとは思うけど、実際の所どうなんだろう。
運動等を反復練習しているので、大胸筋の発達は著しい。
その他足腰も鍛えているのでスリムな体型を維持している。
普通は運動して身体を鍛えたら脂肪が減ると言われているが、これまた特殊技能『設定』で、
どれだけ鍛えても女性の象徴の脂肪部分は保持し続けると言う事にしている。
という事で、まだまだ若さもあり大きさの割には重力に逆らって美しい形をしている。
重たい事は重たいけど・・・。
ブラジャーは特注で背中の留め金も4個付いているのでとても大きい。
今はまだ成長期であるので今後も買い替えが見込まれている。
服全般もお気に入りのがきつくて入らなくなっているので同じデザインで胸部をゆったりとしたサイズに新調しなければいけない。
コンサート等の衣装も特注で、僕専用に製作スタッフがいるらしい。
130センチの身長のわりには大きく発育した胸部。
色々なノウハウが蓄積されるみたいなので、制作陣もノリノリだ。
親戚、知人の結婚式等のドレスも同じく色々経費が掛かっている。
喪服は前もって準備しないといけないので、胸部がきつい事もしばしばあった。
前世で聞いていた事だが、今世で自分自身がその立場になってわかった事がある。
それは普通に立ってからの真下が見えない事だ。
だから体育の時間等での平均台やライン上の移動等はきつい。
僕は胸を押し何とか視界を作ろうと努力する。
そういう事もあり、仕事中時々指定の立ち位置の目印が見えずらく誤差が出る事がある。
その時はスタジオスタッフのカンペで位置修正が指示されたりする。
僕は学業と芸能界活動の両方を頑張った。
分け隔て無く人と接するのを心掛けているので覚えがいいらしい。
勿論TV局スタッフ、現場スタッフにも挨拶を心掛けており、知り合いも増えてきた。
それは学校でも同じ事。だからか生徒、先生方から可愛がられている。
でも、やはりと言うかどこにでも良い様に思わない方もいるみたいだけど、僕に何かある前に片付けられている。
これも後で聞いた話だけど、僕のファンや周りのスタッフの方々が未然に防いでくれていたかららしい。
なんにせよ今世では後悔しない様に人生を歩んで行きたい。
そう心に誓うのでした。
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