表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

29/188

28、大人への階段 (1984年)

1984年、小学5年に進級した。去年までは何とも思わなかったけど高学年になると思春期に入り男女お互いに意識しだす年頃。僕の周りの男子も女子にもてたい。いい恰好したい。等、身だしなみに注意して登校してきてる。

 僕への視線も身体の一部を注視する事がちらほらと見かけた。僕が視線に気づくと慌てて逸らす事が多い。前世時代、女性は男性の視線に敏感であり、視線でどこを見てるかがわかると言うのを聞いた記憶があるが三花ちゃんの身体になり早10年余り。視線を感じる事が多い。

ちなみに女子からも羨望のまなざしに当てられる事がある。


 身長は3年生の頃から変わらず、胸部の成長が著しい。

衣服は毎月の様にオーダーメイドしている。衣服の出費はかさむがなんとか過ごしている。


 とある日に女子だけが視聴覚室に集められ、女性の身体についてを学ばされた。

 「おしべとめしべが・・・。うんぬんかんぬん」と説明を受ける。


 無事終わり教室に戻ると何も知らない男子は自習時間で教科書を読む子。談笑する子。と色々いた。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 それから体育の時間では見学する女子がちらほらと見かけられた。

そう言えば僕はまだ来ていない。胸部が大きくなったがそれ以外は変わらずで、近い将来くると分かっているので対策用品は念の為毎日携帯している。

 クラスの女子も身体つきが少女から大人の女性へと変化していく様が見て取れた。

ちなみに男子も声変わりの子もちらほら見られ男女共に大人へと身体が変化していると自覚させられた。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 「委員長は調子はどうだ?」

 「え?まあいたって普通よ。」

クラスの男子が僕に言う。ちなみに委員長と言うのは僕の役職で学級委員長に選ばれていて、

朝の会、帰りの会での報告事項等したり、クラスでの話し合いの司会をしたりした。

たわいのない小学校生活の一場面だ。僕はこの瞬間瞬間を大切にしている。

ひとつひとつを大事な記憶として。


 学校が終われば芸能事務所に行き、歌や芝居のレッスンを受ける日々を過ごした。

 

面白い、続きが読みたいとお思いの方はお手数だけど、

下の星の所から評価をよろしくお願い致します。

またブックマーク、感想を記入していただけると多いに励みになります。

何卒よろしくお願い致します。


m(_ _)m

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ