肉増し編、7 七五三、1 1975年11月15日土曜日 2歳7か月弱
長いので分割投稿いたします。
続きは執筆次第投稿いたします。
1975年11月15日(仏滅)の日に七五三で近所の氏神神社に行く事になり、着々と準備がされた。
氏神神社とは氏神様(自分の住んでいる土地を守る神様とされている。)を祀る神社の事で、血縁や地縁によって決まっているとの事。
同じ氏神様をお祀り(おまつり)『神仏や祖先を敬い、慰める儀式や行事を指す。』する人達の事を「氏子」と呼び、同じ氏子が住む地域を氏子区域と呼ぶとの事。
※氏子とは、自分の住む土地を守る氏神を信仰する人の事。
昔は多くの人が一生涯を同じ土地で過ごしていたが、時代と共に土地を移住する事が増え氏神様は同じ一族の神様から、その人が住む土地の神様としての意味合いが強くなってきたとの事。
また、神様の中で別格とされる天照大御神を祀る「伊勢神宮」が有るが、
天照大御神は天皇の祖先とされ、伊勢神宮は日本の国土・国民を守る神社とされている事から、
伊勢神宮にも行く事が決まった。
ちょうど1975年11月15日は仏滅なので七五三をしても良いかを考えられたが、
調べたら仏滅に七五三のお祝いをしても問題無いとの事でこの日に決定された。
主な理由として、
『七五三のお祝いではお子様のこれからの健やかな成長を願って、神社やお寺にお参りするのが一般的であり、祝い事の日程決めに「大安」や「仏滅」などの六曜を気にする方は少なくない。
しかし、六曜はこの神道や仏教と関係が無いと言われている為仏滅に七五三のお祝いをしても問題無いと言えるから。』
また、仏滅は、六曜の中で最も縁起が悪いとされる日で「何をするにも大凶」と言われているので、「お祝い事には避けた方が良い」と考える人が多い。
実際、この日に結婚式を挙げる人は少ない為、仏滅割引を実施する結婚式場もあるとの事。
しかし「物が一旦滅びて、新たに始まる。」とも考えられることから、
「何かを断ち切って物事を始めるには良い日」と解釈するケースもある。
そもそもなぜ七五三の正式な日が11月15日がしきたりとしてお祝いされる様になったかはこの様な由来があるとの事。
あくまでも諸説だが、
○将軍徳川家光の子供、徳松(後の将軍、綱吉)は、特別体の弱い子だったそう。
その徳松の健康のお祈りをしたのが11月15日で、その後徳松がすくすくと成長した事にあやかって七五三の式日として広まったという説。
○旧暦の15日は鬼宿日と呼ばれ、鬼が出歩かない日と言われていた為、何をするにも吉の日にあたったという説。
○旧暦の11月は収穫を終えてその実りを神に感謝する月であり、その月の満月の日である15日に、氏神様への収穫の感謝を兼ねたという説。
○11月は出雲大社に神が集まる月として知られ、「7+5+3=15」で11月15日になったという説。
がある。
以上の理由で1975年11月15日土曜日に七五三をする為に氏神神社と伊勢神宮に行く事に決まった。
次に僕が着用する物が準備された。
1、着物
七五三の三歳の着物で必要な物として、まず「三つ身」という子供用サイズの着物を着ます。
子どもの身長や腕の長さなどに合わせて、肩上げや腰上げが必要な場合も。
お宮参りのときの「一つ身」の着物がまだ着られるようなら、それを仕立て直して利用する方法もあります。
◇一つ身◇
一つ身は、0歳の赤ちゃんから2歳くらいまでの乳幼児用の着物。
赤ちゃんが初めて袖を通すお祝いの着物、初着を指している。
並幅の布(9寸5分(約36センチ))を使って背縫い(和裁において後ろ身頃の左右を縫い合わせる事。またその縫い目の事。)をせず仕上げる裁ち方。
「背縫いがない=魔物が取りつく」といった言い伝えもあり、背紋部分に色糸で模様を入れたり、糸を飾りとして通したりして背守り(せまもり)をする場合がある。
他に、衿元に付けたひもを帯の代わりに使う。
一つ身は、成長して手を動かすようになった頃には肩の部分を、歩き始めた時期には腰の部分を縫い上げて調整する仕組み。
3歳の七五三までしか着られない。
◇三つ身◇
三つ身は、2歳~4歳位の子供用の着物の事。
3歳のお祝い着として用いられる事が多いが、実は一つ身や四つ身のサイズでカバーできる範囲である為無理に三つ身を作る事はあまりない。
◇四つ身◇
四つ身は、4歳~12歳位の子供用の着物の事。
並幅の反物の身長4倍分の長さの布(平均して約9〜10m)を使用する。
子供の成長に合わせて、
肩上げ(裄丈衣服の首の後ろの中心から肩を通り、袖口までの長さを指す。これは肩幅の半分と袖丈を足した長さと考える事も出来る。)の変更)、
腰上げ(身丈長着の身頃の長さ、つまり肩山から裾までの丈を指す。
をする。
2、被布
着物の上に着る羽織り物の一種。
ベストの様に袖が無く、衿が付いているのが特徴。
三歳の七五三では、着物の上に被布を重ねて着るスタイルが基本。
3、着物を着つけるのに必要な小物達
着物を着る場合には大人と同じ様に着付け用の小物も欠かせない。
3-1、肌着、肌襦袢
肌の上に直接着用する和装用アンダーウエアで、長襦袢や着物に汗や汚れが付くのを防ぐ。
肌襦袢がない場合は、衿ぐりの深いアンダーシャツでも大丈夫。
3-2、半衿付き長襦袢
肌着の上に着る事で、汗や垢などで着物が汚れるのを防ぐ。
半衿1枚布で出来ていて、長さは1~1.1mで幅は15cm程度和服の下着である長襦袢に縫い付ける替え衿のことで、着物の襟元から少しだけ見せるおしゃれのポイントであり、長襦袢を汚れから守る役割も果たし、衿元衣服の襟が合わさる部分や、襟が触れる首のあたりを指すのでチラリと見える半衿の色や柄で、着物姿を華やかに見せる効果もある。
3-3、腰紐
長襦袢や着物を着付ける時に使用する紐。
使用する本数は体型等によって変わるが、3本程度は持っていると便利。
4、兵児帯
元々は鹿児島地方の「兵児」と呼ばれる青年男性が使用していた事に由来する、男性や子供向けの帯で、
着物の上から結んで着付ける為柔らかい。その為お腹周りを圧迫する事なく楽に過ごせる。
最近の七五三用の着物には着付ける為の紐が付いている為、兵児帯が必要ない場合もある。
5、足袋
白い足袋が基本だが、三歳の場合は伸縮性が良くて履きやすいソックスタイプがオススメ。
6、草履
木で出来たぽっくりには鈴が入っていて歩くたび「ちりんちりん」と鳴る。
これは鈴が鳴る事によって神様の霊力を招き、けがれをはらい清める為とされるて可愛いが、歩きづらい為草履の方が良い。
新品の草履は鼻緒が硬いので鼻緒を軽く引っ張ってほぐし、試し履きを何度もしておくことが大切。
7、巾着
コーディネートをより可愛く見せる為の装飾品として重宝するのが巾着。
着物の色柄に合ったものを選ぶのがポイント。
8、髪飾り
花の形やリボン等愛らしいデザインの物を使用する。
三歳だと髪が細く、毛の量も少ない子も多いのでピン型の髪飾り等、長時間固定しやすい物を準備する。
それらを事前に準備して、当日朝早くから着付けた。
『う~ん。眠いな~。』
ぼんやりと着付けされてる最中に僕は思うと、
≪雄蔵さん、似合ってるわよ。可愛いわね。≫
≪ありがとう。≫
僕と魂の三花ちゃんと念話した。
僕の着付けが終わり、おじい様、おばあ様、お父様、お母様の準備が終わったら氏神神社に向かった。
ちなみに、満4歳で数え年5歳の次郎お兄様と満6歳で数え年7歳の太郎お兄様も同じく七五三に出かける。
「皆可愛いぞ。」
お父様が言う。




