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肉増し編、5 指しゃぶり 生後2~4か月頃~1975年弟誕生して数か月後

 あむあむあむ。


 「三花、くすぐったい。」

 「三花ちゃん、甘噛みしてるわね。」


 生後間もないある日、お父様、お母様、4歳の太郎お兄様。2歳の次郎お兄様が、僕の口の中に指を入れて甘噛みさせて楽しんでした。

その前にちゃんとお母様が、


 「三花ちゃんにバイキンが入るから、お手手きれい、きれいしましょうね。」

 「「は~い。」」

と言いセッケンで手洗いを2人のお兄様達にさせた。


お父様とお母様が率先して手洗いをしてお手本を見せた。

そしてちゃんと指がきれいになったか確認すると順番に口の中に指先を入れて来る。


 『確か前世で僕も兄弟が新生児の時に家族でしたな・・・。』

と思い出しながら、期待通りに指先をハムハムした。


まだ歯が生えてきたばかりなので数本しかなく、チュパチュパと音をたててお父様、お母様、お兄様達を喜ばせた。


 「では三花ちゃん、お口くちゅくちゅしましょうね。」

一通り家族を喜ばせた後、唇を濡らした脱脂綿で拭かれた。


 なお、指しゃぶりは自分でもする事がある。

前世で新生児の指しゃぶりするのは、口を使って自分の手の形や味や感触を確認する大切な学習活動として指しゃぶりを行う。

又、眠い時や不安な時に気持ちを落ち着かせる精神安定剤の役割も果たしていると聞いた事があるからだ。


 別に僕は前世の記憶があるからそう言う行動をする必要性が無いのだが、家族や親せきに心配させない様にする為に行っている。


 冒頭の家族の指しゃぶりの描写もお父様、お母様、お兄様方の指の形や味や感触を確認する大切な活動として行った。 

 

 又、後日おじい様、おばあ様、おじ様、おば様達もちゃんと手洗いした後に指先を味わった。

レロレロレロ。


 僕はアイスキャンディーを舐める感じで指先を舐めたり甘噛みしていただけだが、

 

 「なんか三花ちゃん、テクニシャンだね。」

 「私もそう思う。三花ちゃんの指しゃぶり、なんだか癖になりそう。」


 等々、親戚の間では僕の指しゃぶりは好評であったらしい。


のちに、僕が2歳の時に弟の三郎が産まれ、僕自身が三郎にした時に、


 「ああそう言えば、三花ちゃんはうまかったわね。」

 「ああ、そうだったな。」

 「もう癖になりそうだったわ。」


 等言われ、


 「三花ちゃん、また指しゃぶりしてくれないかい?」

 と冗談か本気かわからない様な事を言われた。




 

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