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183、桃の節句と端午の節句 1998年3月3日以降 妊娠6か月(23週目)以降 

短めですみません。

 1998年3月3日、桃の節句が近づいて来た。

それに合わせてお父様とお母様がひな人形の飾り付けをしていた。

 娘の章絵ふみえも間もなく2歳。去年の初節句の時は親戚を呼んでお祝いした記憶がある。


 ちなみに飾り付けられているひな人形は僕と言うか元の身体の持ち主である三花ちゃんが産まれる記念としておじい様、おばあ様が購入してきた物だ。

 4歳の時に僕が元男性でTS転生したと気付いてからかれこれ20年が経とうとしている。

今なれば僕としても思い出深い品となった。

そのひな人形が娘の代でも飾られ様としている。

ちなみに現在お腹に宿している3番目の子供の性別は女の子と判明している。

この生まれいづる娘も喜んでくれる事を切に願う。

そして3月3日当日、章絵を中心にしてささやかなひな祭りをした。


 それから約2か月後の5月5日、端午の節句に五月人形や鯉のぼりを飾りちまきや柏餅を食べ菖蒲湯しょうぶゆに入った。

しょうぶゆは昔から端午の節句に邪気を払う為に、風呂でショウブの根や葉を入れて沸かして入浴するとの事。

 その日は妊娠9か月の32週目で僕のお腹の中で新たな息吹がますます大きくなっている時期であった。


 『第1の人生の時に5月人形は飾ってあったけど、鯉のぼりは無かったな・・・。』

ふと昔を思い出してしまった。

 

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