157、大学での検証 1994年8月9日 大学3年生
1994年8月9日、僕と雄蔵君の2人で在籍している大学へと向かった。
見た目は身長130㎝、Rカップのロリ巨乳美少女改めトランジスターグラマーの『鏡原三花』事僕。
と、身長180㎝、筋肉質、丹精な顔立ち、好青年の『鏡原雄蔵』。
の、2人が並んで歩いているとまるで親子の様に見えて、カップルの様には見えないらしい。
「三花ちゃん、雄蔵君、おはよう。」
「おはようございます。」
「おはよう。」
「2人いつも仲良しね。行動もいつも2人でしてるみたいだし。流石許嫁と言う事かしら?」
「ええ、そうですね。」
「ああ、そういう事だな。」
「じゃあ、2人の邪魔をしたらまずいから私はこれで失礼するわね。バイバイ。」
「「バイバイ。」」
≪どうやら僕達は許嫁として認知されてるみたいだね。≫
≪≪どうやらその様だな。≫≫
≪折角キャンパスに来た事だしぶらつこうか。でも今は夏休み中だしサークルの練習で来ている人達だけでまばらみたいだね。≫
≪学生自治会室でも顔をのぞいたらどうかしら?≫
≪≪所で俺は部外者なのだろうか?≫≫
学生自治会室へと向かう。
≪雄蔵君の扱いはどうなってるのかしらね。≫
≪僕としては雄蔵君も学生自治会の一員になっていれば良いと思うけど。≫
≪≪俺としても一緒が良いな。≫≫
そうこうしてる内に、学生自治会室まで来た。
「失礼しま~す。」
僕はドアを数回ノックして部屋の中へ入った。
結果的に、雄蔵君も学生自治会の一員であり自治会長の僕のサポートをしてくれている立場であった。
おまけに副会長の任についていた。
周りからはいつも仲が良いので、『お前ら、早くくっ付け。』みたいな感じだったと言う。
大学生活としては周りからは許嫁として扱われている事が分かりホッとした。