149、身体測定(大学3年生) 1994年4月 大学3年生
1992年4月大学1年生の時に計測した時、
身長130cm、体重45.2㎏、バスト110.3cmのPカップ(トップとアンダーの差、約47.5cm)、ウエスト40cm、ヒップ70cmだったのが今回1994年4月大学3年生時では、
同じく身長130㎝、体重46.5㎏、バスト115.3㎝のRカップ(トップとアンダーの差、約52.5㎝)、ウエスト38㎝、ヒップ70㎝だった。
『さすがに身長が伸びないのはあきらめたけど、バストが年々1カップ成長しているな。ウエストは細くなってますますくびれが出来て嬉しいな。けど、ヒップは変わらずだったな・・・。』
「鏡原さん今年も立派になりましたね。形も美しいし、同性の私から見てもほれぼれするわね。」
測定した女性講師が言った。
「ありがとうございます。」
僕が答える。
「でも胸が重たくて、重たくて・・・。」
「それはそうでしょうね。約10㎏の重さを抱えているのですもの。」
「ブラジャーまた新調かな・・・。」
「ブラジャー代結構かかるでしょ?」
「はい、オーダーメイドの特注品ですので結構お金がかさみますね。それをショーツとの組み合わせを数セット用意しないといけませんからね。」
僕の場合は背中のホック(留め金)は4段のを使用している。
私服も年々バストが大きくなるので、その年その年の流行のデザインや色を取り入れて選んでいる。
僕専門のデザイナーの方がいて毎年服飾メーカーやランジェリーショップ(女性用の下着を取り扱うお店)に頼んでいる。
今日の身体検査を受けて、下着や私服、各種衣装の採寸合わせに向かった。
「三花ちゃん、年々女性らしい身体付きになっていくわね。若さゆえに色、つや、柔らかさ、形。どれをとっても理想的よ。」
僕の身体の各部を採寸している女性スタッフが言う。
「ありがとうございます。」
そうして採寸が終わり、僕の希望の色や形も考慮されてデザイナーがデザインを考えてくれる。
そしておよそ1か月後、各種試着品が出来上がる。
それらを試着して、実際の着心地を確認してオーダーメイドの特注品が出来上がる。
そう言えば、胸の成長が服飾の制作を追い越して出来上がった衣装を着用するときつかった記憶がある。
それはそれで、僕自身はきつかったが周辺の方々は眼福だったと聞く。
ちなみに視力は1回目の人生に比べて、眼を悪くしない様に心がけているので悪く無い。
でも俗に言う、『伊達眼鏡』をして、メガネっ子女優としても活動していた。
例えば、委員長のイメージとしての眼鏡と三つ編み、ポニーテール、ツインテール、おさげ。等々その時その時により髪型を変えて大学生活および芸能界活動をしていた。