表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

141/188

140、いとこの子供達と入浴 1993年夏 大学2年生 

 夕食会も終わり、僕は5歳から10歳くらいまでのいとこの子供達『従甥姪(「じゅうせいてつ」又は「いとこおいめい」』と風呂に入って世話をした。

いとこやおじおばは僕と一緒に風呂に入り世話してもらう従甥姪の事を羨ましがっている様だった。


 10人くらい浴室におり、僕は順番に浴槽に入る前にかけ湯したり、髪の毛や身体を洗ってあげたりした。

 「わ~三花お姉ちゃんありがとうございます。」

 「小さいけど大きい~。湯の上に浮かんでる~。」

 「お姉さんの肌、スベスベ~。」

 等々、湯舟に一緒に入浴していたら声をかけられた。


 「お姉ちゃんみたいに私もなれるかな~。」

 「どうでしょうね。皆それぞれ成長する事でしょうね。」

 「ねえ、三花お姉ちゃん。重たくないの?」

 「そりゃあ重たいわよ~。でも今は湯の上に浮いてるから楽ちんね。」

 「ふ~ん。そうなんだ~。」


 子供達の世話をしながらもうそろそろかな?と言うタイミングで、


 「いい?皆。もうあと100数えたらあがりましょうね。でも気分の悪い子はいる?」

 「「「「「は~い。いないよ~。」」」」」

 「わかったわ。じゃあ、い~ち、に~、さ~ん、よ~ん、ご~、ろ~く、なな~つ、や~っつ、ここの~つ、と~、(略)、きゅうじゅう~なな~、きゅうじゅう~は~ち、きゅうじゅうきゅう~、ひゃ~く。

はい、皆もうあがりましょう。では順番にね。」


 「「「「「は~い」」」」」

子供達が順番に浴槽からあがり、タオルで身体を拭いていた。

僕も浴槽からあがり同じくタオルで身体を拭いて全員拭き終わったか確認した。

脱衣所に移動してバスタオルで全員身体に付着している水分を落とし切り、数台のドライヤーの風を順番に吹きかけて髪を乾かした。


 その際、生乾きが髪の毛が痛む原因の一つらしいので全員髪の毛が乾いたか確認した。

その後、各自寝巻等に着替えさせた。

最後に僕もドライヤーを使用して髪を乾かし、寝巻に着替えた。


 「みんな~忘れ物は無いわね~?」

 「「「「「は~い。ないよ~。」」」」」

 その返事を合図に脱衣所を出た。


 「洗面所に移動して順番に歯磨きしましょうね。」

 「「「「「は~い。」」」」」

 僕らは脱衣所の隣に有る洗面所に移動して数人ずつ順番に歯磨きをした。


 「ではみんな~、おやすみなさいの挨拶をして解散ね~。」

 「「「「「は~い。」」」」」

 「じゃあ、みんな~おやすみなさい。」

 「「「「「おやすみなさ~い。」」」」」


 それぞれ各自の親元へ順番に責任を持って帰した。


 「三花お姉ちゃん、ありがとう~。」

 「どういたしまして。」


 「おやすみなさい。お姉ちゃん。」

 「おやすみなさい。」


 等々、子供達からお礼を言われて僕も返事をした。

又、いとこ達からも感謝の言葉をかけられた。


 「三花ちゃん、面倒ありがとうね。」

 「三花、子供達の世話ありがとう。」

 「どういたしまして。」


 等々。


 そうして、いとこの子供達との入浴時間が終わり客間を巡った後僕は自室へと戻った。

 




 




 



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ