116、体育の授業 (1989年)平成元年 高校1年生
女子更衣室で体操服、ブルマに着替えてる最中、
「わ~、三花ちゃん。同性でもほれぼれする身体付きね。」
「うんうん、三花ちゃん可愛いから同性からでもついつい見つめてしまうね。」
「そう言えば三花ちゃんは中学時代生徒会長してたみたいね。高校でも生徒会役員になるの?」
同級生の女子学生が質問をしてくる。
「そうだね~、確かに生徒会長をしていましたね。要請があれば生徒会役員をするかもしれませんね。」
「そう、三花ちゃんは乗り気なのね。」
「出来る物なら高校でも生徒会役員になりたいと思っていますね。」
「是非とも三花ちゃんの生徒会長姿が見てみたいわね。」
「ありがとうございます。」
「現に級長をしてるもんね。微笑ましいよ。」
「中学時代でも級長をしていましたね。」
「そっか~、学級会議の司会とか頑張ってる物ね。頑張ってね、級長。」
「どういたしまして。」
「そう言えば、雄蔵さんは副級長してるけど、息がぴったりね。まるで夫婦みたいよ。」
「そう見えますか?」
「ええ、タイミングピッタリなのと司会ぶりに指揮ぶりもよ。」
確かに息はぴったりだろうな・・・、何しろ性別違いの同一人物なのだから・・・。
「なんだかんだでもうすぐ体育の授業が始まります。皆さん、急いでください。」
「「「「「はい!」」」」」
「では皆さん、体育館に急ぎましょう。」
僕ら女子学生達は体操服とブルマに着替え終わり、体育館に向かい体育の講師を待った。
チャイムがなり、講師が来られた。
すかさず僕は号令を出す。
「全員集合!気を付け!礼!」
「「「「「お願い致します!」」」」」
「直れ!着席!」
全員体育座りになり、講師が話出すのを待った。
「皆さん、今日はバレーボールをします。ネットの準備、ボール、スコアボード等準備してください。では解散!」
体育館用具室に行きネットやボールなどを準備して設置していく。
そうして2チームに出席番号順に分かれてそれぞれトスやサーブ、アタックの練習をした。
回転レシーブを決めるクラスメイト。
「「「「「おお~。」」」」」
どよめきが上がる。
僕もトス、サーブ、アタックの練習をそれぞれして皆身体が温まってきたら試合をした。
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体育の時間も終わりに近づき、講師に促されてまた僕は号令をかける。
「全員集合!」
タタタタタ!
全員集まり整列したところで着席した。
「お疲れ様。皆さん今日はどうだったかな?」
講師が言う。
「はい、楽しかったであります!」
僕が代表で返答する。
「皆さん、後片付けをして下さい。解散!」
そうして手分けして片付けに入る。
そうこうしている内にチャイムが鳴り片付けも終わったので更衣室に向かった。
「今日も疲れたわね。」
「ほんとほんと。」
「皆さん、早く着替えをして教室に戻らないと。」
「「「「「は~い。」」」」」
学販のスポーツバッグに脱いだ体操服とブルマを入れて制服に着替える。
着替えた学生から教室に戻った。
僕は胸の谷間等にあせも対策として定着したベビーパウダーをポンポンと付着させた。
ベビーパウダーの甘い香りが広がる。
そうして制服に着替えて僕も教室に戻る。
丁度次の時間に利用する学生達と入れ替えとなった。
次の授業中、教室内は汗とベビーパウダーの甘い匂いが充満していた。
そう思うのは僕は自分自身にベビーパウダーを付着させてるからだと思う。
替えのブルマも履いてパンチラ防止も万全だ。
そうして体育の時間以降の授業が淡々と行われて1日が過ぎて行った。
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