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109、ラジオ放送 (1988年~)昭和63年~ 中学3年生~

 「ユー&ミーの心躍るステーション!」


 僕と三花ちゃんのパーソナリティーのラジオ番組が今週も放送された。

 番組名の『心躍るステーション』の箇所は前世での思い入れもあり、番組名に起用した。


 「今週も始まりました。『ユー&ミー』の心躍るステーション。1週間のご無沙汰、皆さんどの様にお過ごしでしたでしょうか?私達は公私共に忙しい毎日を過ごしています。少しでも皆さんに元気な波動が伝わる事を願っています。」


 「やあ皆さん、1週間どの様に過ごしていたかな?え?さっきにも聞かれただって?ごめん、ごめん。

僕達は仕事に学業両立して励んでいます。皆さんが元気になる様に祈っています。」


 「では最初のリクエスト、『〇○○』、どうぞ。」


 ♪~。


 曲が終わり、コーナーに入る。

 「では今週の質問コーナー。ペンネーム○○さんありがとうございます。

え~と、『ユー&ミーのおふた方のデビュー当時の事を聞かせて下さい』か~、そうだね、デビュー当時と言うと私達はまだ幼稚園の頃だね。

その頃の思い出と言うと顔出しNGにしていて、いつ正体がばれないかひやひやしていた事でしょうね。

当時のファンからは『謎のユニット』と言われてたと思いますね。

なんとか知名度も上がっていくのがとても嬉しかったです。

唄わせてもらった曲が素晴らしいのでなんとか私達は知名度が上がりました。

数々の作詞、作曲して頂いた○○先生にはとても感謝しています。」


 「そうだね、『みかん』が話した事の繰り返しになるけど、僕もひやひや物だったと記憶してるよ。

数々の曲を提供してくれた〇〇先生にはとても感謝してるよ。

僕達をプロの歌手として見抜いて下さったのだからね。

先生の判断が無ければ、今の僕達はいなかったと思うよ。」


 「続いての質問、『顔出し解禁した時の心境はどうでしたか?』か~。

中学生になり、歌手だけでは無く俳優にも興味が無かったわけでは無いからね。

それ以前からも所属事務所的には早く顔出しして売り込みたいと思っていたらしいね。

質問に戻るけど、『来るべきが来たか・・・。』と言う心境だったね。

実際の所、歌声だけでは無く演技にも興味が有ったからね。

いよいよかとも思いましたね。」


 「僕の場合も同じ様な物かな。

しいて言うなら、『どんとこい!』と言う心境だったね。

歌だけではなく、演技も要求されるから最初は緊張したけどどうにか慣れて来たと思うよ。

今後も僕ら、『ユー&ミー』をよろしく頼みますね。」


 そうこうしている内に質問コーナーが終わり、次の曲が流れた。


音楽が終わり、また別のコーナーが始まった。

そして歌を流すの繰り返しでいよいよ本日の放送時間終了間際になった。


 「『ユー&ミー』の心躍るステーション、今週もいかがでしたでしょうか?

リクエスト、各コーナーへのはがきどしどしお待ちしております。

来週も楽しみにしてくださいね~。

ではまた来週~。おやすみなさい~。」


 番組テーマ曲が流れて放送が終わる。


 

 「お疲れ様でした!」


 「「皆さん、お疲れ様でした。」」


 「今週も良かったよ。また来週も頼んだよ。」


 「「はい!」」


 僕らはブースから出て、ラジオ局から帰宅する。


 帰宅後、お兄様に頼んでおいた今日の僕達出演のラジオ放送の復習をする。


 そして翌日には学校でクラスメイト達から感想がくる。


 『面白かったよ。』

 『デビュー当時の知られざる話を聞けて良かったよ。』


 等々。


 また次の放送へ生かす。


 リスナーからの手紙は大いなる放送へのかてとなっていた。

たまにイラストを描いてきて、採用してもらおうとする方もいる。

それを1枚1枚読んで翌週の放送に備えていく。


 今は勉学と芸能界両立に忙しい。

なんとか今世でも成功して成長して行きたいと思う。

閲覧していただき誠にありがとうございます。


m(_ _)m


面白い、続きが読みたいとお思いの方はお手数だけど、

下の星の所から評価をよろしくお願い致します。

面白ければ☆5を。つまらないとお思いの方は☆1を。

またそれ以外の方は☆4~☆2をお願いします。

またブックマーク、感想を記入していただけると多いに励みになります。

何卒よろしくお願い致します。


m(_ _)m

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