107、止まらない成長 (1988年4月上旬)昭和63年 中学3年生
話は遡って1988年4月上旬、身体測定が行われた。
結果、身長130cm、体重45.2㎏、バスト110.3cmのPカップ(トップとアンダーの差、約47.5cm)、ウエスト40cm、ヒップ70cmで前世での大学1年の時と同じになった。
中学入学直前の時はKカップだったが2年で5段階UPして、腰のくびれも出て来た。
制服の胸部がきつくなりつつあり、スカートの腰の部分がぶかぶかになりつつあった。
その為に、2年生の時に一度制服を一新している。
3年生に進級してからも買い直さなければいけない段階になっていた。
後日、保険室の先生と会話した。
「鏡原さん、大変立派で形の良い胸部をしていますね。」
「ありがとうございます。」
「さぞかし重たい事でしょうね。猫背になりませんか?」
「はい、重いですが慣れました。背筋を伸ばして猫背にならない様に絶えず注意しています。」
「そうでしたか。何か身体的な事で悩みが生じたら相談に来てくださいね。」
「ありがとうございます。悩みと言うと、足元が見ずらいのと物を抱える時に苦労しますね。」
「先生方も鏡原さんの事を考慮して荷物を抱える事は無い様にしていますがね。たまにはあるでしょうね。」
「そうなんですよね。先生方の配慮に感謝いたしております。掃除の時の机運びは仕方ありませんが・・・。」
「机運びは仕方ありません。後日直の時の黒板消しは苦労しませんか?」
「はい。高い所だと胸がつかえるのと手が届かないので、椅子を使用して黒板消しをしています。」
「たまに胸部にチョークの粉が付着しているのを見かけますがそう言う理由だったのですね。」
「はい。付着したチョークの粉を払ってはいるのですが、見落とし部分も出ているかもしれませんね。」
「鏡原さん自身から見えない部分に残っていたのでしょうね。」
「はい、そうかもしれません。」
保健室を出て、教室に戻る。
三花ちゃんが、
「おかえり、どうだったの?」
「うん、大丈夫よ。ちょっと話が長引いただけだから。」
「僕は三花ちゃんが保健室にいると言う事で心配したんだよ。」
「ありがとう。雄蔵さん、」
クラスメイトの手前、簡単に話を済ませて席についた。
三花ちゃんも席につき、次の授業の準備を済ませて教科書を読んで予習していた。
≪雄蔵さん、一体どうしたの?なにやら暗い顔している様に見えるけど。≫
≪え?その様に見えるのかい?僕はいたって普通の顔色をしているつもりだけど・・・。≫
≪はたから見ると真顔だけど、長年見ている私にはわかるわ。何か悩み事でもあるの?≫
≪悩みというか・・・、保健室の先生と話していたんだ。中学生に見えないナイスバディーだとね。≫
≪それを言うなら、私自身も中学生とは見えないくらい身長も伸びて、筋肉も隆々になっているわよ。≫
≪確かに三花ちゃんは現在180cm間近。筋肉も隆々ではたから見ると高校生か大学生の様に見えるからね。それに引き換え僕は130cmのロリ巨乳。≫
≪雄蔵さんの事はいつまでも私が守ってあげるわ。だから安心してね。≫
≪ありがとう三花ちゃん。安心したよ。≫
≪そうよ。雄蔵さん、貴方は1人じゃないわ。私がいるから大丈夫よ。だから安心してね。≫
≪重ねてありがとう。≫
≪『鏡原三花』は絶えず笑顔で見てる皆を幸せな気持ちにさせるの。それが自分自身も心が晴れやかになるのよ。だから暗い顔はしないでね。≫
≪ユニット『ユー&ミー』は永久に不滅だからね。気を引き締めないといけないよね。ありがとう三花ちゃん。おかげで元気が出たよ。≫
僕と三花ちゃんの念話が終わる。
しばらくすると次の授業時間になり、担当の先生が来て授業時間が始まった。
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