100、宿泊学習1日目、就寝時間のガールズトーク (1987年)昭和62年 中学2年生
宿泊学習1日目就寝時間、なかなか眠りにつけるはずもなく小声で話に夢中になった。
「ねえ、三花ちゃん。三花ちゃんは幼稚園の頃から芸能界デビューしてたんだよね?中学生になると同時に顔出しNG解禁したらしいけどどうしてなの?」
「ええ、そうね。余り騒がれたくないと言う理由があったのよ。中学からは歌だけではなく俳優としても売り出そうと言う話になってね。私も演劇とかしてみたかったからね。」
「ふ~ん、そうなんだ。三花ちゃんは歌が上手いからね。こぶしもきいてるし。」
「芸名の『みかん』はどの様にして決まったの?」
「『三花』だからもじって『みかん』として芸名を考えたのよ。安直すぎるかもしれないけどね。」
「そんな事ないよ。でも『雄蔵』君の『ゆうくん』はとても分かりやすいわよね。」
「今から思えばそうかもしれないわね。」
「その雄蔵君なんだけど、結構学校の女子から人気あるわよ。」
「へ~、そうなんだ。」
「三花ちゃんも男子から圧倒的な人気があるわ。女子もファンの子がいるみたいね。先生方もファンの人もいるらしいわね。」
「三花ちゃんは低身長の割にナイスバディーしてるからね。年頃の男子は皆とりこになってるわよ。」
「それだとまるで身体だけと言う感じね。」
「ごめんごめん、歌唱力を評価してる人達もちゃんといるわよ。だから安心してね。」
「仰向けになって寝ると布団の一部がこんもりと山の様になっていてうらやましいわね。」
「うつ伏せになると肉じゅうたんの様でとても気持ちよさそうよね。」
「身体がそる形になるから腰に負担がかかるわね。それに腕立て伏せの時に邪魔になるわね。」
「そっか~、三花ちゃんのサイズでは腕立て伏せが中途半端になるかもしれないからね。」
「ええ、そうなのよ。ブラジャーのおかげでなんとか腕立て伏せが出来るけど、胸の部分がすぐに床についてしまうわね。」
「大きすぎるのも問題が有るのか・・・。」
「ええ、そうね。周りの視線が気になるわね。身体をなめ回す様な視線も有るわね。特に胸に集中してるのが感じられるわ。」
「うへえ~、それは嫌だな~。もう少し胸が成長してほしいとは思うけど大きいのも問題だね。」
「でも常に視線を浴びてると綺麗になる。という話も聞くわね。」
「それ私も聞いた事ある~。」
「観られている事を意識する事によって自然と身だしなみ等に注意する様になり結果として美しくなると聞いた事あるわよ。」
「三花ちゃんは身だしなみとか注意してるの?」
「ええ、最低限は注意しているつもりよ。どこでだれが見てるかわからないからね。」
「ふ~ん、そうなんだ~。大変だね~。」
「話を変えるけど、雄蔵君は毎日鍛えてるの?かなり筋肉質だよね?」
「よくわからないけどそれなりに鍛えてると思うわ。日々のトレーニングが欠かせないもの。」
「私も身体鍛えようかな?余り筋肉無い方だから・・・。」
「うん、トレーニングした方がいいわよ。今後も健康的でいたいならある程度の筋肉が必要ね。」
「でも三花ちゃんも鍛えてるんでしょ?でも胸に脂肪は一杯あるよね?」
「私も良くわからないわ。日々の運動を欠かさなくしているけど胸の脂肪は減る事無く、より一層形が良くなり大きくなってるわね。」
「うひゃ~、うらやましい~。」
「そうそう、大浴場で見たけどとても形の良い胸をしてたわよね。大きさもありうらやましいわ。」
「重いので常に猫背になるのを注意して背筋を伸ばすようにするのを心掛けてるわ。」
「ふ~ん、目に見えない苦労が有るんだね。」
「ええ、そうよ。」
「皆、話が弾むのもいいけどそろそろ寝ましょうよ。」
「そうね、皆おやすみなさい。」
「「「おやすみなさい。」」」
そうして1日目の夜が過ぎて行き翌朝になった。
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