「化け町」と疑問
「化け町」と書かれた看板に目が移った
入り口に入ると美雪が
「ここは、人間の来れないようになってるの。
でも、そなたは特別だ」
「美雪も人間だろ?」
「答えぬ」
そう言い、商店街を歩いた
沢山のお店があった
そして、あるお店に入った
「美雪様~。帰りが早いですね。に、人間!?」
「怖がらなくてもいい。こいつは、真守と言う。
私が気に入ったから特別に連れて来た」
「ま、も、る?初めまして~私は楓よ」
「初めまして」
人が俺を見ている
なんでだ?人間だから?
美雪も人間だろ?
「お茶入れてあげて。着替える」
そう言い残し、奥に入って行った
「七年振り~人が来たのは。ここね、人が迷い込まないように細工しているの
貴方は珍しい人ね」
そう言い何処がに行った
「美雪は人間…?」
「お待たせ~お茶よ」
「どうも」
明るい人だな。
化け物なのか?
って、ここの人達着物着てるな
「楓さん。美雪って化け物なんですか?」
「…答えられる日が来るといいわ。でもね、化け物って言い方
は悪いわよ?妖もいるし」
「そうですか。では、人間が七年前にも来たのです?」
無言になってしまった
「いつか気づくわよ」
(バシッ)
襖が開く
そこには着物をまとった美雪が居た
「美雪様。また、太股がでる着物ですか?」
「いいじゃないか」
「ここは、どんなお店で?」
気になっていた事を聞く
すると予想外の言葉が
「吉原よ」
えっ。江戸時代に合った吉原が?
「以外よね」
「でも、私達は何もしてないから」
「変な事聞いてスイマセン」
「平気よ」
(カンカン)
ザワザワ
「6時」
「帰らないとだな」
この鉄の音は時計の代わりなのかな
「送る」
そう言い、「化け町」を出た
「美雪」
「何?」
「美雪は人間か?」
黙った
でも、口を開いた
「楓さんの口から聞いて」
「…あ、あぁ」
家に帰った
明日も行こう