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転入生は無口少女
ここは人ではない物が集まる「化け町」
そこにたった一人、妖に心を捧げて化け物として暮している少女が居た
人間がいる町とかけ離れている
化け物しか見えない道があった
そこを通ると「化け町」があるのだった
キーンコーンカーンコーン
いつも通りの学校が始まった
平凡に毎日を過ごしてるだけで俺は十分だった
あの少女が来るまでは
「皆、このクラスに転入生が来る」
ガヤガヤ ザワザワ
騒がしくなる教室
すると
(ガラッ)
ドアが開いた
そして、黒板に目をやると凄い美人の少女が立っていた
「雪谷美雪です。鬼影高校に通っていましたが、この海丘高校に転入してきました」
クールで大人しそうな子に見えた
「席は、窓側の一番後ろな」
先生がそう告げると、足早にその席に座った
皆は話かけていたが、喋らない
無口なんだと一人考えた
これが学校で起こる事件のカギとは考えていなかった