表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
INSTINCT  作者: 蘇生
1/1

プロローグ

小説を初めて書いてみてます(^^;)


頑張って書いてみます。


俺の名前は坂本斗真。

31歳。無職。

9年勤めた不動産会社(俗に言うブラック企業)を退職し、転職先の社長に意見した事により目をつけられ実質クビ扱いにされたのはもう半年前。


実家にあった古い日記と書物を発見し、世にも恐ろしい超能力に目覚めたのはもう3か月前。


この5つの能力が凄すぎる。


5つの能力とは、


Imitaion

Tapping

Judgment

Stop the time

Heart break shot


Imitationは、一度見たり読んだりするだけで、その内容を一瞬でインプットし、自分のものにできる能力。

つまり、超一流のマジシャンのマジックや膨大な量の書物を一度見ただけで全部覚えてしまえるのだ。

ちなみに能力をオフにしている間もそれはなくならないのだから大したものだ。


Tappingは、能力をオンにしている間、

自分中心に半径10m以内の人間の心の声が聞こえる。

よって、俺に嘘は通用しない。


Judgmentは、ある人や物を特定して能力をオンにすると

人であれば、名前や年齢、家族構成、性格などあらゆる情報、

物であれば、物の名称、成分、使用用途などのあらゆる情報が

わかってしまう能力。

俺の前では個人情報保護もあったものではない。


Stop the timeはその名の通り、時間が止められる。

やりたい放題ですな。


Heart break shotは生物を特定して能力をオンにすると

その標的の心臓を破裂させる。

つまり狙った相手を殺せてしまう能力。


この超能力に目覚めたきっかけは、

祖母の葬式に行ったときだった。




父方の祖母はオメリカ人とのハーフである。

それは父から聞いて知っていた。

父の実家の祖母の部屋には、

仁本では珍しい置物や書物がたくさんあり、

誰もが興味深く思うのだろう。

父や親戚が部屋にて何やら物色っぽく色々見ている。

俺も無職で収入ないのもあって、

あわよくば金目のものでも見つけて・・・

なんて思って物色している父や親戚に紛れて

机の引き出しを開けてみると

古い日記が出てきた。


まるで俺に見つけてほしいかの如くに現れた黒い冊子の日記。

その日記を見てみる。

日付が書いてあり、見ていくと

一番最近書いたものは30年前くらいか。

そこには俺が生まれた時のことが書いてあった。


「ついに生まれてしまった。

父上と同じ傷を左頭部に持つ子が。

なんということでしょう。

これが父上やご先祖様の望みなのでしょうか。」


何だ、この不穏な書き出しは。

確かに俺には左のこめかみ辺りに十字っぽい傷がある。

幼い頃に両親に理由を聞いたが、わからんと言われ

ふーんって感じで終わった気がする。

今では髪に隠れて見えないのもあり、

あまり気にした事はないが、

これが一体何なのか。


何ページかめくっていくうちに

中に挟んであった別の薄い封筒を見つけた。

もともとは白っぽい色だったのだろうが、

かなり黄ばんで変色している。


中には中学生くらいの祖母と曾祖父母と思われる3人が写った写真と

古い手紙が6枚入っていた。手紙は全て英語?で書かれている。


その古い写真の裏には、かすれて読みにくかったが、

何とか読めた単語は


Dear,Miwa


from Bill and Ume


どうやらオメリカ人のビルさんと梅さんという方が

俺のご先祖様らしい。


写真について父に聞いてみようかと思ったが、

いつの間にか祖母の部屋には俺しかいなくなっていた。


日記については、書き出しから

俺について意味深な内容が書いてあったし、

あの手紙の内容も気になるので、

黙って持ち帰る事にした。


その後、父と母を車に乗せて帰路についた。

車の中で父に聞いてみた。

「ばあちゃんってハーフだったんだよね?」

「ああ」

「オメリカ人との」

「ああ。それがどうした?」

「どんな人だったんだろって思っただけなんだけど」

「若くして事故で亡くなったとしか聞いたことないな」

「ビルって名前だよね?」

「そうなのか?そういや聞いた事なかったな。会った事もないし。」


テキトーだ。さすが俺の親父。

有力な情報は得られなかったが、

俺について書かれてた日記とあの手紙は調べてみる

価値は少なくとも俺にとってはあるとみた。


今の俺にはとりあえず時間はある。

就職活動もしてはいるが、いまだにこれと言ってやりたい事がない。

自分自身と向き合って、本当の自分を見つけて

それを軸にやりたい仕事を探す。みたいなことがよく書いてあるが、

やりたい事より、やりたくない事がでてきてしまう

ダメ人間なので、仕事なんかやらなくていいなら

やりたくないというのが結論になってしまう。


あの日記が自分のルーツや、

あわよくば存在意義について書いてあったらえらいこっちゃ。


これが「本当の自分と向き合う」ってやつかも。


帰宅後、電子辞書を使って手紙の翻訳の作業を始めた。


6枚のうち、1枚は文字がビッシリ書いてあるのみ。

残りの5枚はそれぞれ題名みたいなのが一番上に書いてあり、

英語で何かの説明書を書くとこんな感じかな、

というような書式だった。


とりあえず、字のみの手紙から訳すことにした。


「我がフェニックス家には、他の人類とは隔絶した力がある。

その力は人類の域を超え、神に並ぶ力だ。

私もその力を受け継いだ者の一人である。

継承者には頭部の皮膚に十字架に似た形をした傷を持って生まれる。」


なん・・・だ・・と?





















拙い内容であったかと思いますが、ご拝読頂きありがとうございました。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ