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blanket  作者: 璢音
第三章:戦い
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ゴーグルから見える世界

遂に穂乃香編完結!!


長かった……文字的に。

最後は短めですが。

でも凄く楽しかったです。


では、穂乃香編最後の話をどうぞ!

 いつものように、あの世界へ飛び込む。


 一気に広がる青い世界が、私を奮い立たせる。


 遠くで見守る二人が、応援しているのがよく分かる。

必死に手を振り私の名を呼ぶ母。温かく見守る父。


 必死にかき分け二人の元へ向かう。


 冷たい水が、体に沿って流れる。少しずつ、少しずつ彼らに近付くのが分かった。私はそこから一気に加速しようとする。


 泳ぎなれたプール。そこは私の晴れ舞台だった場所。今は、一番の思い出の場所になっている。


 今日は、昨日各項目で一位をとった人が貸し切りでこの市営プールを使える、という特別な日だ。


 各項目の優勝者が、順番に交代でプールを貸し切りしていく。今は私の時間だ。


 今だから告白するけど、私はあの時、一位を取れる自信が無かった。口では大丈夫だと言っていたが、実際は心強いコーチである母がつかないだけで心配だったのだ。


 厳しく、辛い練習も、私の為だと母は言っていた。母は良かれと思ってやっていたのだ。それを私は……母のせいだけにして、母を責めてしまった。


それについては本当に申し訳ないと思う。


「穂乃香ぁ~っ!頑張ってー!」


 彼女は今、昔と性格が変わった。ただ強く当たり、責めるだけ責めるという事を繰り返していた母は今、私を認め優しくしてくれるようになった。コーチとして私と接する時も、無理のない程度で練習日程を作ってくれるし、メニューもちゃんと私の体を考えてくれる。


「パシャン!」


 私が端の壁を手で軽く叩くと、水滴が周りに散った。

目の前にいる母は、右手にもったストップウォッチを止めたと同時に歓声を上げる。


「穂乃香!またタイムが縮まったわよ!」


 父も、やったじゃないか!と笑顔を洩らした。


「や、やった……!」


 ここの所、とても調子が良い。母との一件が解決して気分が良い事も一つの理由だけれど、それより皆が応援してくれてると知った事が何よりの理由だ。


緋威翔さんも、月華さんも、ノエルさんも、母も父も、友達も。皆が私を応援してくれる。


皆が力をくれるのだ。


皆が応援してくれるから頑張れる。


「さぁて、休憩にしましょうか」


 水から出て、ゴーグルを取ろうとする。でも、何だか暫く取る気にならなくて、そのまま空を見上げた。


 市営プールの屋根、ガラス貼りのその場所からは、青い空が見えた。


 青は、私が好きな色。


 私は母達と休憩しようと、すぐ上の階にある、食事処へと行く為に、ゴーグルを取った。


 ゴーグルを取っても、青い色が見えるなんて何だか嬉しい。


 私の世界は、幸せの青い色。ゴーグルを付けている間も、ゴーグルを付けていない間も。


皆、有り難うね。

私は今、幸せだよ。


武器になってたゴーグルは、今も私の宝物。お父さんから貰った青のゴーグル。


負の感情が溜まってたら、私はこのままお母さんと喧嘩したままで、感情を爆発させてしまったと思う。


そうならなかったのは、三人のお陰なんだから。お父さんもお母さんも、三人に感謝してる。


 これからも、色んな人と出会うと思う。でも、どんな事があっても、諦めないで。困った時は、私も力になるから。


 これからも、頑張って。色んな人を、助けてあげて。


応援してるから。



さぁて、次は誰にしようかなぁーww


案は沢山あるのですが、伏線を張りたいなぁとか思ったり、そろそろアレもなぁ、とか思ったり、冬休み最後やぁあとか思ったr((


……という事で!


次は皆の日常編を書きます!あんまり戦いばかりってのも何ですし、日常での彼女、彼らも見てもらいたいですし、たまには月華視点から変えてみようかなぁなんて。


ではでは次回もお楽しみに!

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