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プロローグ 3


○2月中旬―――手紙



エイギさんへ



携帯電話は必要ないです、何故叔父に渡したのですか。


エイギさんは叔父に、わたしが何故メールをしないか聞いて、早速、携帯電話を買ったのですね。


手紙が月に一回だからですか?


確かに筆不精もありますが、今は少し勉強に励んでいる身もありますので、申し訳ないのですが、控えておりました。


高校生になればどうなのかわかりませんが、携帯電話は今、全くの不必要です。


ごめんなさい、叔父に返しますね。



鈴より。



○2月中旬―――手紙



エイギさんへ



ジョディとあしながおじさんのけんか(それも一方的な)だと思いました。


ジョディもそうですが、わたしだけ怒ってばかりのようです。


腹が立って仕方がありません。


わたしも頑固かもしれませんが、エイギさん、実は頑固だったのですね。


今のわたしには携帯電話は不必要です、必要になるときは叔父がいますし、それに高校で携帯電話を使ってはならないところだってあるのですよ。


だからいりません。


文句ばかりで済みません。


次回はちゃんとした手紙を送りたいと思います。



鈴より。




○3月下旬―――メール


dear XXXXX


from suzu


エイギさん。


高校生になりました。


宜しくお願いいたします。


=end=


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