9/15
日記より
9/15(木)
主な出来事
・卒業式の袴予約
合格通知を受け取り後「陽キャ」っぽい思い出を作る事を目標にした私は、モチベーション維持のために卒業式に袴を履くことを決意。予約の電話を入れた。
たかが1日のために金を使いたくなかった私は卒業式はサボろうと思っていた。しかし、次の大学で友人にスマホの画像ロールを見られた時、実家の猫しか無かったとしたらどうだろうか。「陽キャ」の友達の多いInstagramで人間の画像投稿が一つもなかったらどう思われるだろうか。こんな考えは浅はか且つ無駄なリソースを割いてると理解しつつも、合格の高揚感から行動したのだと思う。
そしていざ、会場である生協二階に行ってみると文系女子4人グループ+私という、ぼっち空間が出来上がっていた。なるほど。こういったイベントは複数の友人で行くのがセオリーなのか。
文系女子はどんどん一点ものの高いお着物を手に取っていった。はしゃぐ姿を横目で見つつ。淡々と進めていった。安い芥子色の矢羽柄を選び、袴選びへと進む。そこには私にデヴィ夫人著書「選ばれる女におなりなさい」を貸してくれた、同じ学科の友人S子が母親と共にいた。なるほど。こういったイベントは複数の友人か母親と行くのか。
彼女は数少ない私の友であり、合格の旨も伝えていたため、抱擁後びっくりする音量で褒めてくれた。嬉しかった。
貸衣装屋さんに声をかけられ、色々な袴を当てていくたび、レンタル代が嵩んでいく。まんまと商売に乗っけられ、お着物自体は8,000円なのに12,000円の袴を借りることになった。汚さないように細心の注意が必要である。そこに1,000円の弁償保険、ヘアメイク、着付けもついて、二ヶ月分の家賃になった。卒業というものは金が掛かるのである。途中、文系女子の1人が話しかけてくれた。彼女は男まさりな格好をしており化粧っ気もなかったためコスモスをあしらったパステルピンクのお着物を進めておいた。値段は私のものの2.5倍である。はにかむ笑顔が可愛かった。
陽キャ構成要素
・個人のInstagramでフォロワー200人且つ週に一度ストーリー投稿。
・洋服をGRLで固める。
・USJのハロウィンナイトに参加。
・ディズニーランドに行く。
・飲みに行ける男友達を1人作る。
・twitterでは次の大学の友人作り。5人と繋がる。
・バイトに明け暮れる。
・教授と友達になる。
・先輩と飲みに行ける程度に仲良くなる。
・後輩を1人家飲み出来る程度に親密になる。可愛がる。
・他学部の友人を3人作る。
+NEW
○卒業式に袴を履く。
陽キャチャレンジにあたり、メッセージボックスからのアドバイスもお待ちしています。