表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。

ラピッドファイヤー

作者: ユウキ

カンカンカンカン

「スタンピードだああ!」

都市中に悲鳴が響く。

冒険者ギルドに駆け込むもの、武器を手に取り外へ向かうもの。

街は混乱に包まれていた。

「落ち着け! 慌てず避難しろ!!」

そんな声も虚しく人々の恐怖と絶望の声が響き渡る。

そんな中一人の青年が悠然と歩いていた。

「おい! そこのお前!! 何をしているんだ!?」

門番の一人が青年に気づき制止しようとする。

近づいてくる門番に青年は首にぶら下げたカードを見せた。

「俺はCランクの冒険者でこの都市には先日来たばかりなんだが……どうやら俺の力が必要らしいんでね」

そう言いながらその青年…ロクスはニヤリと笑った。


***


「くそっ! 数が多すぎるぞ!!」

「ダメです!もう持ちません!!!」

「誰か救援はまだか!?」


街の防衛に当たっている兵士たちが口々に叫ぶ。

街に迫ってくるモンスターの大群を前にして兵士達の顔色は悪い。

それも仕方がないことだろう。

敵の中にはドラゴンの姿まで見えるのだ。

兵士の中に勝てると思うものは一人もいなかった。

だがその時だった。


『グオオォオ!!』


突如として現れた100を超える火球によって数体の魔物たちが吹き飛ばされ、皆一様に驚愕した。


「おーい大丈夫か?」


するとそこに一人の青年が現れた


「あ、あんたが助けてくれたのか? すまない助かったよ……」

「気にしないでくれ。困っている人を助けるのが冒険者だからな」


そう言ってロクスは爽やかな笑顔を浮かべた。

それを見た兵士たちはホッとした表情になる。


(まぁ実際はただ単に早く終わらせたかっただけだけどな)


心の中でそう呟きながらも表面上は好青年ぶりを発揮しているロクスであった。


「しかし一体何があったんだ? こんな数のモンスターなんて普通じゃ考えられないぜ」

「それが……最近この街の近くにダンジョンが発見されたらしくてそこから溢れてきたみたいなんです」

「なるほどそういうことか……。それでこの騒ぎってわけだな」

「はい。なんでも中層くらいまでは攻略が進んでいるみたいでそこまでなら何とかなったのですが、下層になるとさすがに我々だけでは対処が難しくなってしまって……」

「わかった。とりあえずここは任せてくれ」

「えぇ!? あの数をあなただけでですか!?」


驚く兵士に対してロクスは苦笑いをするしかなかった。

実際問題としてロクスにとっては大したことない相手なのだから。


「心配はいらないさ。それよりみんなを安全なところへ誘導してくれないか?」

「わ、わかりました! どうかご無事で!」


そう言うと兵士たちは慌てて走り去っていった。それを確認するとロクスは魔物達に振り向き、目つきを変え魔法を発動させる。


「【エレメンタル】」


ロクスが一言つぶやくとロクスの頭上には火、水、土、風、雷、氷、光、闇と様々な属性のボール系魔法が出現され始めた。

その数は優に1000を超えており、出現した直後にはすぐに発射され、まるで流星群を思わせるような光景が広がっていた。

撃ち出された魔法の全てが着弾と同時に爆発を起こしゴブリンからドラゴンまで関係なく迫り来るモンスターたちを蹴散らしていった。

無言で淡々と敵を屠っていくその姿はもはや人の領域を超えていると言っても過言ではないほどのものだった。


「ふぅ~これで全部かなっと……」


最後の一体を倒し一息ついたロクスは目つきを戻し周囲を見渡すとそこには数え切れない程の魔石とドロップアイテムが落ち、一泊遅れて大歓声がロクスを包み込んだ



これはひょんなことから転生した男がラピッドファイヤーという最弱魔法職を使って様々な問題を解決する物語である。

続きません。作る気もありません。

なぜなら小説を作るのがめちゃくちゃ苦手だからです。そして自分小説内で意味不明な部分があるとイライラするので続きを書きません

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ