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魔動騎士 ベルゼギア  作者: 城神 タクト
9/11

獣狩り、そして【災厄戦】

最近、本業が忙しくてなかなか書けません。1~2週間後に出します。すいません

奴、マギアビーストがいくつもあるワイヤーテイルをこちらに飛ばして来た。

「くっ、早すぎだろ!!!!」

にしても、何か変だ。あいつが守っているような・・・

「マスター!横から、来ます!!!!」

おっと。危ない、危ない。しかし・・・

「何で、こんなに暴れているのに誰も来ないんだ?」

「ここは、ゴミや兵器の試作品が捨てられいたため、爆発しても平気なように装甲が非常に厚いので、音が漏れないんです」

マジか。ならば通信機能を使って・・・

「ちなみに、通信機能は故障しているので使えません」

ガーン!!!畜生め!

「にしても、何か武器は無いのか!?」

「周りに、いっぱいありますけど・・・?」

「あいつに効果がある武器だ!!!」

周りにある武器は、片っ端から使っているけど全く効果がないんじゃ意味がないだよ。

「マギアビーストには、とにかく高威力の武器が効果的です」

とはいっても、そんな武器がそう簡単には見つからない・・んだ・・が・・・

「マスター?」

おいおい、見つけたよ。ちょうど良いのがね。例えるなら、パイルバンカーの杭をマシンガンで飛ばすような物かな。

「よし、これなら!!!」

そして勢い良く、僕はソレの引き金を引いた。

「マ、マスター!?ソレは!!!」

えっ?

バチッ、ジャコン、キュイーーーーン!!!

あっ、何か嫌な予感が・・・

それは、一瞬の事だった。まず、杭が10本同時に飛び、マギアビーストに突き刺さり、そのまま壁まで、吹き飛んだ。

「・・・・・何、これ?」

やべーぞ、これ。なぁに、これ?

「マスターの先祖である【博宮の一族】が、暇をもて余して作った【ぶっ壊れウェポンズ】の1つ、『オルヴァリア』です」

何だよ、【ぶっ壊れウェポンズ】って!?こんなのがまだあるの!?ところで・・・あいつは何を守ってたんだ?・・・あれ?

「あれって、何?」

何か球体の物があるんだけど・・・

「あぁ、あれは【BWB】ですね」

何かカッコいい。

「なぁ、それって何の略何だ?」

「・・・『ぶっ壊れウェポンビルダー』の略です・・・」

おーーーい!!それ?それを守るのか!?確かに敵に渡るのを防ぎたい気持ちは分かるけど!?ところで・・・

「なぁ、こいつが災厄戦のきっかけになったんだろ。それについて、色々教えてくれない?お前、知ってるだろ?」

「・・・そうですね。マスターが【博宮の一族】なら、尚更ですね。では、話します。1万年前に起きたあの惨劇を・・・」

そして、ベルは話し始めた。消された歴史の真実を。

「まず、私達姉妹が造られる50年前にNEXT・WORLD・SYSTEM【NWS】と呼ばれた情報統合AIが造られました。人間は、それを使って惑星の管理を行わせました」

何か、ありふれた展開の気が・・・

「そしてその10年後、【NWS】は人類に対し宣戦布告。【NWS】に支配されたマギアビースト1万機が、侵略を開始しました」

ほらな!!やっぱり、こうなった。ところで・・・

「なぁ、【NWS】は何で反逆したんだ?」

やっぱり、それ相応の事を・・・

「あぁ、確か残業が多すぎたからだと思いますけど・・・」

・・・えっ?何だよ、その下らない理由は!?いくら何でも呆れるわ!!

「とにかく、その侵略を食い止めるために、博宮一族と抵抗軍が新たなマギアナイトの開発を開始しました」

なるほど。

「結果、開発されたのが私達姉妹【DSF】シリーズと【VTF】シリーズの14機です」

ほぉ、そうやって誕生したのか。

「その後、敵の90%の破壊に成功し、最後に敵の本拠地を潰そうとしたのですが・・・」

「ん?どうしたんだ?」

何かあったのか?

「味方による裏切りによって、我々はあの空間に閉じ込められたのです」

え、そうだったの?

「しかし、ラスイアを含めた10機は、先行していたので無事だったのです」

「じゃあ、何でお前らは中にいたんだ?」

「それは、ちょうどメンテナンスをしていたからですね」

な、何て役立たずな。まぁ、そのおかげで僕は助かったけどね。

「さて、とりあえず【BWB】を持って帰るか」

「はい!」

これがあれば、武器不足は無くなるだろ。

次は番外編を書こうと思います。

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