戦艦ドルガリアス起動、第3師団団長、そして「憤怒の鬼神」
新しい小説を出しました。読んでください。
「死ねー!」
そう言いながら、剣を振り下ろす聖。
だが、無駄だ。
ガキーン!!!
何故なら、ベルがベルゼギアを動かして防いだからだ。
「貴様・・・マスターを殺そうとした罪、身を持って償え」
あれ?何か言葉の雰囲気が違う気が・・・?しかし、止める隙を与えずに、思い切り殴った。
ドゴーン!!!!!!
・・・何で殴っただけで爆発音がするんだろう?
「ベル。殺してないだろうな?」
殺していたら、色々めんどくさいだが・・・
「はい、最大出力の100分の1しか使っていませんから」
マジか。死んでいないならいいけど・・・
「ねぇ、セツナ?何であの機体、勝手に動いているの?それと、あの機体から聞こえる声は誰?」
あれ?何か後方から何かヤバい気配がするんですけど。
「あぁ、美霊。この機体の名前はベルゼギア。勝手に動いたのは、ベルゼギアのサポートAIのベルが動かしているからだ。ベル、挨拶しな。」
「はい、はじめまして、皆さん。マスターのサポートAIのベルです。以後お見知りおきを」
丁寧に挨拶をしてくれた。
「お、おい、本当にしゃべったんだが」
「どんな仕組みなのかな?」
「強そうね、一度手合わせ願いたいわ」
みんな、少し動揺しているけど受け入れている。
「ところで、マスター。「対MB強襲艦ドルガリアス」を起動させていいですか?」
んっ?
「何でだ?」
「ここに1000機のマギアナイトが接近中です。戦力不足を補うためです」
はっ?!今、残っている機体は100機だけだ。勝てる気がしない。
「今すぐ、出来るか?」
「はい、可能です」
よし、なら・・・
「みんな!!今から下から戦艦が上がって来るから、全員離れろーーー!!!!」
さすがに、冗談に聞こえないからか、すぐに行動してくれた。そして・・・
ゴゴゴーーー!!!!
「来ます!」
そして、1万年前の戦艦が甦る。
「結構デカイな。」
と、黄昏てないで・・・
「機体がない奴は早く乗れ~!」
全員が乗り終わった直後に
「あら、わりと生き残ったのね?」
赤い機体を先頭に1000機のマギアナイトが現れた。
「私は、メルバイア王国第3師団団長メリア-クレイシア。さて、あなた達には悪いけど、ここで死んでもらうわ」
あいつらは、人の意見を聞かない奴が多いのか?
「マスター。」
「何だ?」
「あの機体は・・・私の妹のDSF 007 ラスイアです」
・・・え?
「ちなみに、勝てる可能性は?」
「彼女のリミッターが解除されたら、勝てる可能性は・・・0.01%です」
マジかよ・・・
仕方ないか。
「残ったナイト達は艦と、連携して999機を相手するんだ。死ぬんじゃないぞ!!」
「「「おう!!!!」」」
さて、僕はラスイアの相手をしますか。
そして、「暴食の悪魔」と「憤怒の鬼神」の戦いが始まった。
2,3日後に出ます