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魔動騎士 ベルゼギア  作者: 城神 タクト
4/11

脱出、告白、そして捕食

「竹刀(魔剣グラム)の所有者」にコメントもらいました

この機体、ベルゼギアは普通に動かすことができた。何と言うか、自分の体のように自由に動かすことができるのだ。これも、「博宮の一族」が関係しているのかな?

「マスター。早く上に向かいましょう。」

いや、分かっているけどね

「落ちてきた穴がどこにあるのか、分からないんだけど?」そう。だって光らしきものが全くないのだ。だから、どこに行ったら良いのか分からん。

「あぁ。シールドの影響でしょう。」

ベルが当たり前のように言う。

「ナンデスカ、ソレ?」

「知りませんでしたか?完全認識阻害シールドです。この戦艦の存在を隠すために1万年前からずっと作動していたようです。」

1万年前!?つまり、人類の2分の1が死んで、この星の2分の1を死の大地に変えたあの「災厄戦」の時の戦艦と機体なのか!でも、今は。

「そのシールドは、突破できるのか?」

「大丈夫です。問題ありません。」

何だか不安になるけどやるしかない。

背面機構バックユニットにスラスターがあるのでそれで飛びましょう。」

マジか。じゃあさっそく。

キュイーーン!

・・・何かヤバくない?音が。

「飛びます!!!」あっ!

ギュン!!!一気に加速したから、アニメでしか聞かない音が聞こえた。

「残り500メートル」

あっ。光が見えた。そして、外に・・・!

------------------------------------

美霊視点

「くっ!!」

左手と右足が破壊された。どうしよう。敵に攻撃できない。

「少女!!」

おじさんが助けに来ているけど、間に合わない。

「あなたは学生にしては、よく頑張った。だから、死になさい。」

剣が振り下ろされる。もう無理だ。だから、最後にあの彼に言いたかったことを言う。

「セツナ・・・大好き」

その時だった。敵が突然現れた黒いマギアナイトに消されたのだ。

「えっ?」

その機体は私を守るように立った。そして・・・

「あ~、僕も嬉しいけど、スピーカーをオンにしたまま言うな。恥ずかしいからな。」

ずっと聞きたかった声が聞こえてきた。

「セツナ!!」

------------------------------------

セツナ視点

うわ~、恥ずかしい。嬉しいけどね、まぁ茶化す奴はいない・・・

「よかったですね、マスター♪」

「どうも!!」

ここにいたよ!でも、嬉しいから笑顔が止まらないけど!!

しかし・・・

「恐ろしいな、「捕食」。」

僕は目の前にある、先ほど倒した敵マギアナイトを見た。僕が触れたところが完全に消滅している。ベル曰く、この機体を含む特殊な14機には、それぞれ特殊固有スキルがあるんだと。その内、ベルゼギアのスキルは「捕食」と「暴食」だそうだ。効果は「ありとあらゆる存在を喰らう」だそうだ。

「少年!」

あっ、おっちゃんがいる。

「無事だったか。しかし、その機体は?」

やっぱり、気になるか。しかし、それどころではない。

「何だ、生きてましたか。しかし、その機体は私にふさわしい。寄越しなさい。」

敵が何か変なこと言ってきた。だから、僕はこう言ってやる。

「だが、断る。」

ベルが「ふっ、さすがマスター、そう言ってくれると信じてました。」と言っている。

分かった、分かった。気持ちだけでも嬉しいよ。

「なるほど、ならば力づくですねぇ。」

何か、どこかのウゼェ奴に似ている。

2日後にだします

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