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魔動騎士 ベルゼギア  作者: 城神 タクト
2/11

遭遇戦、そして落下

割と早く書けました。タイトルの間違いに気づいたので直しました。

いきなり、降ってきたミサイルの雨。それは、街を容赦なく焼き尽くしていく。

「なっ、何でミサイルが!?」

僕の隣にいた和哉が叫んだ。叫びたい気持ちはよく分かる。僕も同じ気持ちだ。しかも、それだけじゃない。

「おい!あれを見ろ!」

別クラスの生徒が指を指した先には、マギアナイトが500機ほど飛んでいた。

「何で、マギアナイトがいるんだ!?」

「おかしいだろ!?」

「何で!?どうして!?」

みんなあり得ない状況にパニックを起こしている。でも、そんな余裕はない。

「こっちに来やがったぞ!!」

100機ほど、こちらに向かってきたのだ。

「全員退避ー!!」

急いで避けた場所にマギアナイトは着陸した。すると、隊長機らしき機体のパイロットが、「我々は、メルバイア王国第3師団所属のメルティーク隊だ。突然で済まないが、君たちには死んでもらう。」と言った。

いきなりの死刑宣告。それに文句を言える暇はなかった。

向こうは、「マギ・マシンガン」を撃ってきた。それを、まともに受けた機体が数秒で爆散した。それに、恐怖を感じた生徒がバスターソードで切りかかったが、凄まじいスピードでかわして逆に切り捨てられた。

「あり得ない。マギ・マシンガンには、ここまでの威力はないはず。」

美霊が冷静に見えるけど、驚愕している。

「あぁ、それにあれは、メルバイア王国の新型だ。」外見では分からないが、スピードが速すぎる。奴らのマギアナイトが、メーバルならあそこまでのスピードは出ないはずだ。メーバルのフレームであるクルガフレームは、パワー重視でスピードはかなり遅い。なのにあの機体は、パワーとスピードの2つがとても高い性能を発揮している。で、こういう相手に対する戦術は1つしかない。それは、

「4人1チームになって戦え!」

いくら性能が高くても、4対1じゃあかなわないだろ。さて、僕もチームを組むかな~。

「貴様、学生のリーダーか?」

何か敵さんの隊長が聞いてきた。

「まあ、そんなところかな。」

とりあえず見栄をはっておこう。

「ククク、クハハ、ハーハッハー!!!面白い。貴様のような指揮官は早く叩かないとな。お前達、こいつの相手は俺がする。絶対に手を出すなよ!」

「了解!!」

どうも、僕が1人で敵の隊長の相手をしないといけないようだ。こっちの意見も聞いて欲しい。

「いざ、推して参る!!」

侍かっ!というか、速い!?それなりに距離があったのに一瞬で詰められた。

「くっ!!」

ギリギリ防御が間に合ったけど、ラウンドシールドが割れてしまった。

「ほぅ。よく防いだな、俺の一撃を。」

「セツナ!?」

どうも、美霊が心配してくれているようだ。

「大丈夫だ!とにかく自分の身を守れ!!」

「貴様、騎士と指揮官の2つに向いている。・・・・名は何と言う。」

「セツナ、博宮 セツナだ。」

何故か、敵が名を聞いてきた。

「セツナ・・・か、覚えておこう。強き者よ。俺の名は、メルティーク・コルバだ。」

強き者と認められた。別にどうでもいいけど。

「では、行くぞ!!」

相手は全力で戦いたいようだ。なら、こっちもやるか。と、思ったその時だった。100を超えるミサイルが、僕に向かってきた。

「はっ!?」

突然のことに反応しきれず、左腕と右目が破壊された。

「おい!どういうことだ。誰がミサイルを撃った?!」

さらに、追撃してきた。僕は避けること出来ない。しかも、地盤が崩れたのか、僕は暗闇に落ちて行った。

「セツナ!?」

「セツナ少年!?」

美霊とメルティークさんの声を、意識の片隅で聞きながら・・・



次は2~3日後です。

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