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ぬいぐるみの国  作者: 星空 響
ようこそぬいぐるみの国へ
6/10

第6話

「アチい・・・」

「アチいな・・・」

ぬいぐるみの国も夏に入り蝉の鳴き声がどこからともなく聞こえてくる。

「なんでこんな暑い時に練習しなきゃいけないの!?」

あまりの暑さにミミはイライラしていた

「そういえばフィーは?この頃いないよね」

紅也がそう言うとモモが答えた

「フィーはタクシー会社の社長でね大忙し」

モモのスマホから着信音が鳴った

「あ、フィーからLINEだ、”今海にいるよー,,だってー」

ハシビロ先生とミミは呆れて

「フィーったらみんなで海に行く約束忘れたのかしら」

モモのスマホがまた着信音が鳴った

「写真が来たよ、この海すぐ近くだよ」

するとみんな口々に

「水着を買ってすぐに行こう!」

そしてみんな海に行く準備をした

隅っこでちっちゃいもの隊がいるのを紅也が見つけて海に行かないかと誘った

ちっちゃいもの隊はニコニコしながらうなずき準備を始めた。

〜1時間後〜

「みんな準備はOKかー」

「大丈夫だよー早く水着買いに行こ!」

みんなで近くのスーパーに行き水着が売っている階まで来た

するとロッティ先生が時計を見て

「じゃあここに1時間後の12時30分に集合ね」

「はーい」

みんな散らばった

「私はどうしようかなぁ」

ミミが水着を選んでいるとロッティ先生がやって来た

「ミミ〜決まったかしら?」

「いいえ、たくさんあり過ぎて迷っちゃう」

「じゃあこれは〜」

とロッティ先生がミミに水着を渡して試着室で着るように頼んだ。

ミミは顔を赤くして

「やだー!!露出度高すぎ!!」

ロッティ先生がからかうように

「あら〜ミミそれ似合うと思うけどなぁーそ〜れ〜と〜も小学生の頃の方がいいのかなぁ?」

「からかわないで!自分で決めるから!」

「はいはい」

ミミは元の服に着替えて水着を元のところに戻した

他の店ではモモとタボが水着を決めていた

「さあ〜てどうしようかなータボ〜決まったかー?」

「もう買ったよ」

「はや!」

「相変わらず選ぶの速いな」

「じゃあ俺はこれー」

〜1時間後〜

みんな集合場所に集まっている

「みんな決まった?」

「決まったよ」

ちっちゃいもの隊も口々に言った

「紅也それはなんだ?」

モモが紅也の持っているヒレとかを指差してきいた。

「これ?これはシュノーケリングの道具だよ」

「シュノーケリング?」

「シュノーケリングっていうのはね足がつかないところも泳げる道具だよ」

みんな驚きを隠せない表情をしてる

「どこに売ってるの!」

「これは多分この世界には売ってないんじゃないかなー」

みんな残念そうに

「えーー」

タボが鉛筆と何やら設計書を持った

「後でそのシュノーケリングとやらの道具の形を書いて作るよ」

「頑張ってね」

そしてみんなはフィーのいる砂浜へロッティ先生の車とハシビロ先生の車に乗りフィーのいる砂浜へ行った

「よし着いた!フィーを探すぞ!」

「おー!」

と言いハシビロ先生とロッティ先生と紅也を置いて走って行った

ハシビロ先生が大きい声で

「気をつけてねー」

と言いみんなが一斉に

「わかってるよ」

と言った

ミミがイライラしながら探しているとフィーらしき後ろ姿が歩いている人に気づいた。

「あいつじゃないの?」

ミミはその歩いている人に近寄るとフィーだった

「やっと見つけた!」

フィーは後ろを向くとミミとその他たくさんいてみんな怒っているのに驚いた

「みんなどうしたの?」

「どうしたのじゃないわよ!約束忘れたの!?」

「約束?海の事でしょ?」

「うん!」

「だってミミのデバイスに送ったよな」

するとミミはデバイスを見てフィーにも見せた

「来てない!」

「あれ?」

フィーがデバイスを見ると文字は打ってあるのに送信をしわすれているのを見て青ざめた

「ごめん送信し忘れてた」

するとみんなフィーのところに突撃しフィーを蹴りとパンチ責めにし最後は謝らせて紅也とロッティ先生とハシビロ先生が来た時にはみんな楽しく遊んでいた

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