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ぬいぐるみの国  作者: 星空 響
ようこそぬいぐるみの国へ
5/10

第5話 やる気のついでに女の子救出作戦

〜ヴォクス国宮殿〜

「ぬいぐるみの国の反撃で撤退した!?」

辺りの兵士や皇族がざわつく

「バカな向こうにはそんな力などもう残ってないはず」

「まぁ落ち着け確か向こうで空間の歪みを検知したと言ったなブレインシャス。」

暗いカーテン見たいな所から1人の片目に眼帯をつけた老人が現れた。

「はいそうですが何か?」

「その空間の歪みについて念入りに」

「わかりました。」

老人はお辞儀をしニヤニヤしながら去って言った。

〜ぬいぐるみの国〜

「コラー待てー!!!」

「やだよーなんでこんなにやんなきゃいけないのさー」

ミミが書類の束を持って紅也を宮殿の中を追いかけていた。

「王になったらこんなの当たり前!」

「もー朝っぱらからうるさいなー」

モモがイライラしながら起きてきた。

なんだがサッカーをやる様な服装だ。

「だって王がこの書類をなかなかやらないんだもん」

「紅也、王になって日も浅いがやる事はやりな、じゃ俺は部活行ってくる。」

そう言ってモモは学校に向かった。

「・・・」

「・・・」

一瞬静かになったと思いきやまた賑やかになった。

「仕事なんかあとあと町に行ってくるよー」

「あっ!やられた」

ミミが見た時にはもう紅也は町の人混みに紛れていて追えなかった。

「まぁいいじゃない町の状況を自分で見に行くのも」

「ハシビロ先生まで・・・」

ミミはたくさんの資料を机に置いてどこか行ってしまった。

その頃紅也は

「ミミのやつ結構足速いんだな」

「あれ?ここどこ?」

無我夢中で走っていて帰り道がわからなくなった。

辺りは紫色の木や空になっていた。

ふと気づくと目の前に小さな女の子がいた。

「うわぁ!驚いた〜」

「お兄ちゃんだぁれ?どこから来たの?」

「え?俺?俺は…」

言いかけた時行ってはいけない気がした

「えーっとね秘密」

と言いやり過ごした。

「お兄ちゃん面白いね、ねえねえ一緒に遊ぼ」

「え!?俺と?」

「うん、ダメ?」

いきなり誘われてさらに可愛くきかれたし暇だったから否定をする理由がない。

「いいよ、なにするの?」

「あのねあのねかくれんぼしたい、私鬼ねスタート」

そして女の子と遊び、少し疑問になったのをきいた。

「君は友達と遊ばないの?」

「私に友達はいないの」

さっきからずっと異変があるように女の子にも異変があるに気づいた。

「どうして?」

「あのね私…」

女の子と話しているその時森の中から数人の兵士が出て来た。

「あっ貴様は!!ぬいぐるみの国の!」

「やば!逃げよう!」

咄嗟に女の子の手を握り走った。

後ろから兵士が後を追って来ている

「はあ・・・あっ!」

走っているうちに疲れて来て女の子が挫いてしまった。

「やっと追いついたぞ!さあ帰るぞ!」

「いや!帰らない!」

「嫌がっているじゃないかやめろ」

女の子のオーラが紫色からキラキラの黄色に変わった

「ならおまえごと倒すまでだ!」

と、刀を振り下ろそうとした瞬間無数のクナイと手裏剣が飛んで来て兵士1人を倒した。

「紅也が女の子に守られるなんてな情けないよ。」

言い突然忍者が現れた。

「忍者だ!でもなんで俺の名前を知ってるの?」

「僕だよ僕」

「その声、ダボ?」

忍者が現れたのに忍者がダボだったのにさらに驚いた。

「そうだよ。ずっと後を追っていたんだよ。結構遠くまで走ったもんだよ」

「これからどうする?」

気づくと周りは敵兵士で囲まれていた。

「僕が突破口を開くから女の子と一緒に走って」

「わかった」

紅也が頷いた瞬間ダボは風のように敵を倒していく。

「さあ行くよ」

「うん」

紅也はその隙に女の子と一緒に走った。

「ここまで来れば安全かな?」

しばらくして敵も諦めたらしく追って来なかった

女の子は無事足を挫いただけで助かり紅也とダボは王宮に戻った。

するとミミが待ち構えていた。

「いろいろな所に行ってスッキリした?」

「ああやっとやる気になれた」

それから紅也は熱心になった。

「ダボ紅也に何かあったの?」

「さあね」

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