第2話 よろしく将軍と長老様
そこに広がっていたのは賑やかな人々や屋台がたくさん並んでいて建物は全て西洋風で綺麗な世界が広がっていた。
「うわぁとても綺麗ですねミミさん!いつもこんなに賑わっているんですか?」
「そうよここには他国からの商人とかが集まる場所だからね。あとミミさんはやだからミミでいいわよ」
そう言ってミミは足早に人混みの中を歩いてしまうので走って追いかけるしかなかったから街に何があるのかは見れなかった。
「これからどこに行くの?」
「王城に行くよ。そこに長老様がいるの。そこに行って報告するんだ」
「俺は必要なの?」
「必要な決まってるじゃん!報告の内容では実物を持ってこないと本当の事にできない」
なんだかいろいろと難しそうだ。
「着いたよ」
王城の門の前には兵が2人立っていた。
「ただいまー」
「お帰りなさい」
兵はそう言い終わると俺を睨んだ
「えーっとこんにちは〜」
「この人は連れだから気にしないで」
「そうですか!失礼しました」
「さっこっちこっち」
ミミとモモが手招きしてる方に行ってみると老人と何人か立っていた
「見回り終わりました。見回りの途中で怪しき人物を1人拘束しました」
「拘束って酷いな・・・」
「えーとあなたの名前は?」
「霧野紅也です」
「ではコウヤ君今までの事を話してもらえるかな?」
「はい」
そして俺は今までの事を話した。
「なるほどそれはそれは難儀でしたな、それで今日泊まるとこはあるのかい?」
「それが〜その・・・」
長老様はクスクスと笑い
「それならここにずっといるといーさ」
するとモモが驚いた表情で
「長老様!良いのですか!?こんな異世界の者を!」
「モモ、こ奴の目を見なさいキラキラしてるじゃろう。キラキラしてるから大丈夫じゃよ」
「ではコウヤ君自己紹介を」
俺は頭を下げ自己紹介をした
「霧野紅也です!よろしくお願いします!」
すると盛大な拍手が鳴り響いた
「よろしくね、俺は水の将軍フィー」
「風の将軍タボまぁよろしく」
「改めてよろしく私は大地の将軍ミミ」
「気に入らねーけど長老様が言うなら仕方ね
俺は火の将軍モモよろしく」
そしてこれから始まる闇の空想国すなわちヴォクスとの戦いに紅也は巻き込まれながら新しい仲間に出会うのである。
引き続き2話目です。(≧∀≦)