表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
勇者になってみませんか?  作者: 七瀬 優
第一章 名称未定 りん「りんの大冒険がいいよ!」
PR
23/75

寝る子は育つ?

 今日は1日使って、それなりに効率的なレベリングが出来たと思う。

 ただ、休日殆ど寝てすごすとか実生活としては微妙な休日だったが……。

 それは置いておこう、今日は最後にもう一つ検証したい事がある。

 前々から気になっていた、レベルUPしたらHPとMPは全回復するのかと言う事だ。

 今はEXP317/330 残りMP11だから経験値は13P以上取得可能だ。

 あとは……HPを1Pでも減らしておいてからレベルUPさせてみればいい。

 問題はHPをどうやって減らすかなのだが……。


「あおちゃん~そろそろ寝よう~」

 パジャマに枕装備の寝る準備万全のりんが俺の部屋にきた。

 なんかもう、俺の部屋で寝るのが既成事実となってないか……。

 ついでに言うと、あれだけ寝たのにまだ寝れるのか!?

 まあ、学校でもずっと睡眠学習に近いから寝れない事はないのか??


 丁度いい、りんに俺を攻撃させて、ダメージを受ける。

 う~ん、りんに手加減とか無理そうだし、少し不安だな……。

 なにかいい手はないか?

 う~ん。

 あ、そういえば……。

 

 りんのスキルを確認する。

 ステータスがまた何かおかしな事になってた気がしたが忘れる事にする。


・ツッコミ

 ツッコミを入れる。

 一律1ダメージ。

 ボケと違って色々使える?


 うん、これなら1ダメージだけ受ける事ができるな。

 どうやって使うんだろう?

 まあ、試しに魔法と同じようにやってみよう。

 まずは『スキル発動設定』で『ツッコミ』を発動可能にする。

 そういえば、『こける』はデフォルトで発動状態だったな。

 もしかして、パッシブスキルはデフォルトが発動で、任意に発動するスキルはデフォルトで発動しない設定なのだろうか?

 まあいいや、次にいこう。

 『スキル名設定』でツッコミのスキル名を……。

 うん、何でだろう? スキル名が『なんでやねん』とかなってるな。

 これは呪文と同じく唱えれば発動なんだろうか……。

 というか掛け声みたいなものを設定してるだけか?

 ステータス画面のスキルの欄の名前は『ツッコミ』のままだしな。

 あと気になった点は消費MPの関連がない事か。

 スキルにはMPが必要ないのか。そのうちMP消費するスキルも出てくるのかもしれないけどな。


 スキルの設定は終わった。

 あとはりんに『ツッコミ』を試しに使わせるだけだ。

「りん」

「なあに? あおちゃん」

 俺のベッドでくつろいでいるりんが、こちらに顔を向ける。

「ちょっと手伝え」

 そう言ってりんに『ツッコミ』の使い方を説明する。使い方が正しいのかはまだ解らないが……。


「じゃあ、あおちゃん! いっくよ~~~」

 りんは大きく息を吸い込み。

「なんでやねん」

 ズビシ

 俺の頭にりんの一撃が入る。

 結構痛いなこれ。それにりんの動きまったく見えなかったぞ、今。

 ま、これでレベルUPの回復の確認はできるなと思ったところで、りんの様子が何かおかしい事に気がつく。

 目をキラキラさせて「おおお~すごい~」と言って興奮している。

 

 俺はいやな予感を覚え逃げようとするが、

「なんでやねん」「なんでやねん」「なんでやねん」「なんでやねん」「なんでやねん」「なんでやねん」

「なんでやねん」「なんでやねん」「なんでやねん」…………「なんでやねん」

 イテ、イテ、イテ、イテ、イテ、イテ、イテ、イテ、イテ……イテ。

「りん、いい加減にしろ!」

 すばやくりんに近づくとこめかみにグーを当てて……グリグリグリグリグリグリグリグリ。



「うう、痛いよ~酷いよ~あおちゃん」

 非難の目を向けてくる。その目は若干涙目だったが。

 少しやりすぎたかと思わないでもないが、

「1度といわなかったか? りん?」

 一応誰が悪いのかだけははっきりさせておく。

 そこで目をそらすなりん!


 まあ、HP:39/52で一応HPを減らす事には成功した。

 13発も撃ってきたのかりんは……。

 あと、りんのステータスも見る。

 MPはまったく減ってなかった。スキル発動でMPの消費やはりないようだ。

 ついでにみたHPは3Pほど減っていた。グリグリで3ダメージ与えたのか。



 まあ、色々と手こずったが、何とか準備完了。

 レベルUPさせてみる。

 回、回、……回。

 7回使ってみる。


 テレレレッテレー

 

 効果音がして『LvUP』の表示がでていた。

 なんか6回目でレベルUPしたような気がしたのだが、まあいいや。

 ステータスを確認してみる。



 名前:来栖川 葵

 職業:勇者Lv8

 性別:男


 HP :63/63

 MP :39/40

 SP :9

 EXP :332/530(経験値取得履歴)

 力 :8

 体力:10

 知力:10

 魔力:9

 速度:9

 幸運:8


 

 ちゃんとHPとMPが回復……あれ?MPが1P減ってる?

 EXPも余分に2P取得してるから、レベルUP後につかっちゃったという事なのだろう。

 う~ん、少しけちがついたな。

 ちゃんと全快してる様子を見て起きたかったのだが。

 今度機会があれば、見てみる程度でいいだろう。

 それじゃあ、あとは魔法を使いまくって寝よう。

「りん、もう寝るぞ~」

 という事で、MP尽きるまで魔法を使いまくって寝た。



 翌日の日曜は食事→MP使い切る→寝るを3セット行って。

 経験値を結構増やす事ができた。

 

 それとは別に一つだけ。

 朝、顔を洗った時に見つけた俺の顔の落書き。

 落とすのに30分ほどかかってしまった。

 りん、覚えておくがいい、ちゃんと借りは返すぞ。

 

 なんて事があったりした。

 まあ、その借りは眠りこけてる時にちゃんと返しておく事ができた。

 明日の反応が楽しみだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ