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夢蝕  作者: 高室洸
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ouverture~或る阿呆の手紙~

 暮れる今年を振り返りつつ、新たな年に思いをはせつつある今日この頃ですがいかがお過ごしですか?と言えどもこの手紙を誰に向けて書いたらよいのか私には、わかりません。24年もの間こんな不肖の息子を、愚かな息子を(あれ、不肖って言葉にもう愚かって意味が入ってたっけ?こんな時に何を気にしているんだかw)愛情を持って育ててくれた父親と母親にですか。それとも私が最も尊敬し同時に嫉妬している我が盟友にか。ほんのひと時でも抱きしめたいと思った彼女にか(これが所謂愛や恋なのか未だに分からないが)。まぁ宛名なんてどうでもよろしいでしょう。これを見るのが誰かも分かりませんので誰が読んでも当たり障りのないように書きますので。(くそったれ!我ながら相変わらず本当に字が汚いな!せめてこんな文ぐらい格好つけたいのに!これでも習字準1級持ってるのに!)

 私の現状を知る方ならばもうご存知の通り、この1年私は見るに堪えない時間を送ってきました。約1年もの間親のすねを齧り、いやしゃぶり尽くしにもかかわらず様々な体たらくを披露しました。皆さんは私のことをプライドが高く、正直何考えているか分からない奴と思っていたりしませんか?実のところ私って人間は案外単純なんですよ?小学生の頃から変わり者のと言われ続けましたがその通り変態なのは正しいですし自覚してますが(笑)。与太話はさて置き、お父さんお母さん、こんな私でもあなた方には心から感謝していますし、だからこそ合わせる顔が無いと本当に感じているのです。

 また私を慕ってくれた友人や同志たちよ、私は諸君らが思っているほど思慮深い人間でも強い人間でもありません。でもこれは別にみんなが僕を見る目が無いわけではありません。なぜなら私は私自身を欺き、弱い自分を取ってつけたハリボテで覆い、嘘をつき虚勢を張ってきたからです。ただしここでもそうですが、下ネタ好きな変態だというのは偽りなき私の姿です。これは嘘でも虚飾でもなく、普通に好きで話していました(笑)。

 そして我が盟友よ。君にはもはや言葉は必要ありませんね。

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