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半魔族の少女は料理と共に  作者: 秋雨そのは
5章 学校と転生した少女
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80話 部活動と平民

 私は今日の朝も同じ様に、料理を作っていた。


 正直何もすること無いのよね~、放課後って。私帰宅部だったし部活動の事なんてさっぱりだし。

 困ったときは、ミネールさんに聞いてみようかな。ミネえもん!……いや、万能道具出す訳じゃないんだけどね。


 そんな事を思って私がクスッと笑っていると、上から目的の人が降りてきた。

 何時も本を読んでいるワローナさんと私に「おはよう」と挨拶して、私が笑顔なのが気になったのか聞いてきた。


「どうしたの? そんな笑顔で」


「いえ、少し聞きたかった事あったので丁度いいなと思いまして」


「そう? どんな事?」


 私は、部活動について聞きたいと聞くと。ミネールさんは少し目を見開いて……私の元に歩くと片手で私の肩にポンッと置くと「貴女、頭大丈夫?」と言ってきた。何でみんなそういうのよ~!

 昨日もいろんな人から言われたし、少しは気にしてるんだよ?


「自主的にやるのは、私的には反対する意味は無いんだけどね」


「それなら何でよ~」


「本当に貴女、貴族なのか気になって」


 ミネールさんとは会ってから、1週間も立っていないのにだいぶ親しくなった。こんな本音に近い事言う程に。

 私はミネールさんの言葉に、答えながら朝食作る。ワローナさんがちょくちょく来て、覗いているので「味見してみる?」と言って、味見などして「……美味しい」と言ってるので私は頭を撫でている。


「それを言ったら、ここで朝食作ってるだけでも異常な状態じゃない?」


「そうだけど、趣味は人によって異なるし。だけど、部活動は別よ」


「私に貴族の家族なんていないし、名誉なんてもの無いんだからいいじゃない~」


 ミネールさんは唸って「確かに、貴族になりたてだと家臣もいないし問題は……無いかな?」と言ってるので私はひと押しする「おねがい~」と言うと、溜息付きながら。


「はぁ……分かったわ」


「ありがとう~」


「まず部活動というところからね」


 部活動は基本的に、生徒の自主性に任せているため。前世と同じ様に教師が入れば、規定人数に満たれば発足してもいい仕組みになっている。

 ただ、貴族で部活動に入っている者は今現在いない。去年の先輩が入っていたらしいが、卒業してしまったので誰も入る人はいなかった。


「意外と興味本位で始めそうなんだけどな~」


「それは貴女だけよ、今なんて平民に会うだけで汚物とか言う貴族も居るのよ?」


「そんなの自分の事棚に上げて、威張りたいだけじゃないの」


 私の、その言葉にミネールさんは笑顔で「本当に……貴女は貴族らしくないわ」と言った。別に私は貴族になりたくて、なったわけじゃないんだけどね。

 なってくれと言わんばかりに、言われたからなっただけで。


「気を取り直して、部活動の種類ね」


 文化部と魔法部と運動部に別れているらしい。魔法部がよくわからないけど、他2つは聞く限りは一緒みたいね。ただ……スポーツとかに入るんだけど、魔法関連の使用が可、不可というルールがあるため少し。普通の人間離れした部活もあるみたい。

 魔法部は、魔法の研究でオリジナル魔法の発見、または古文を読み漁って埋もれた技術を見つけ出す。部活があるみたい。


「少し気になるね、魔法部は」


「あら、私も所属してるから。見学くらいならさせて上げられるわよ?」


「是非!」


 ちなみに、料理部は一応あるらしいけど……教師は居るんだけど、部員数が足りなくて部活動として成り立ってないみたい。ミネールさんが言うには「貴女が入れば、大盛り上がりなるんじゃないかしら」との事。

 朝食を作り終わって、ミネールさんが学校に行って、寮生も朝食が終ったのを見てから私は学校に向かった。


 学校に着いて、午前の授業は国文……国語の様な物。

 ただこれは、凄く苦労しました。なんせ、5歳以降の文学知識が無いため……全くわからないのだ。日本語なら書けるよ! と言っても、全員からなにこれ? と言われそうなので私はなんとか、解読を試みてます。


 メルトさんに後から、泣きついてみると「貴女に苦手な物あったんですね」と言われる始末である。私はそれに対し「あまり……昔全然勉強出来ていなかったので……」と呟くと、目を輝かせて。


「私にもマリアさんに教えることが! 感激です」


 私どんだけ完璧超人だと思われてたのかしら……。そんな不安を持つほどであった。

 言語を喋る事が出来るのは。


――この体がすでに言語に馴染んでいたので喋る事が出来るんですよ――


 と女神がこっそり喋ってきた。

 そんな時間が進み、昼と午後の授業が終わり……。



 放課後になったので、私はケルトさんと共にミネールさんの元を訪れていた。部活動についてケルトさんは「いいんじゃないですか」と答えてくれたので私は、気兼ねなくやる事ができそう。


 ミネールさんの元に訪れると、脇にかなりぐったりしてるセラートさんが居た。


「どうしたの?」


「あぁ……昨日の魔法使用で反省文を10枚も書かされたから、うんざりしててな」


「自業自得よ」


 私は声をかけると、消え入りそうな声で呟いた。それをミネールさんは呆れた様に、溜息をつきながら釘追い討ちしていた。

 セラートさんも分かってたのか「ぐっ」とか言って、更に落ち込んでいた。私は「まぁまぁ、何があるか分からないんだから」と言って慰めにもなってない言葉を2人にかけた。


 私達は、その後ミネールさんが所属している、部活動にお邪魔することになった。セラートさんも何故か付いてきたので4人で移動した。

次は、部活動を2つ見る?

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