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半魔族の少女は料理と共に  作者: 秋雨そのは
5章 学校と転生した少女
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69話 国の行方と2人は熱い?

帰り道で話し込んでる……

次回予告変えました、脱字修正!

 私達は教会を後にして、学校に向かう門の街の1本道に戻り。学校に向かっていた。


 エオリアさんとケルトさんに挟まれながら、ゆっくり歩いていると。

 テオドールさんとナタリアさんにばったり会ってしまった。


「あ、マリアさん」


「ナタリアさん、テオドールさんごきげんよう?」


 まだ、言い慣れて無くて疑問形になってしまった。エオリアさんも「ごきげんよう」って言ってるので、合っているはず。ケルトさんは1礼だけしてた。

 2人ともびっくりしてた。反応出来なかった、テオドールさんは正気に戻って私達に聞いてくる。


「3人は街巡りですか?」


「はい、そのついでにエオリアさんとお会いしたので。一緒に帰ってるところです」


「あれ? テオドールさん、なんですか? 学園に居る時と違うような……」


 私は無難の答えを返したけど、エオリアさんは何時もと感じが違うテオドールさんに戸惑っている様子。

そっか、エオリアさんは何年生かは知らないけど。あんなに堂々と婚約破棄現場すれば一応誰かは分かるか。

 説明は簡単なんだけど……言っちゃってもいいの? 私はテオドールさんに視線を送ると「構いません」と言ってきたので、エオリアさんに言った。


「今、学園でテオドールと名乗ってるのが。彼の双子の弟、メオドールさんです」


「なるほど……ってそれありなんですか? 流石に貴族である以上、許されることじゃ……」


「僕としても今は頭が痛いよ、あそこまで馬鹿な弟だとは思っていなくて。申し訳ない」


 そういえば、お婆ちゃんは国の危機が迫っていると言ったけど……テオドールさんにちょっと調べてもらおうかしら。

 私はケルトさんに「少し聞きたいことあるから」と言って、ケルトさんは黙って頷いて。


「2人は少し話あるそうなので、僕達は少し待ちましょう」


「面倒な予感がするわ」


 ナタリアさんは何か察したのか、嫌そうな顔で呟いていた。エオリアさんはナタリアさんをキラキラした目で見ていた。

 私達2人は少し離れた所で話をする。


「それでどうしたんですか?」


「心当たりが無いのならいいのだけど、この国が危ないって話を聞いたのだけど」


「それはどういう……? もしかして、あの弟のせいか? でも婚約破棄程度では……」


 テオドールさんは、何かあったのか? という感じだけど。私はお婆ちゃんの言ったことが気になったので。

 それに、心当たりがあるように呟いている。ただ、確信は無く。言い出せないみたい。


「なんでもいいわ、言ってみて」


「実は、父が1人の時。妙な事を言ってたのです」


 テオドールさんの父はハルデルト王国の国王。オルドさんが呟いていた「政略結婚させて追い出す」という内容と食い違わないといいけど。

 少し言いづらい様に、テオドールさんは悩んだが、意を決したのか。


「この婚約が無くなると、何の後ろ盾も無い。私達の国が他国に戦争を起こされるとか……」


「それって、もしかして……メオドールさんとナタリアさんの婚約じゃない……?」


「どいった経緯で弟の婚約が決まったかは分からない。でも、少なくともナタリアさんは他国の方だから。あり得なくは無いけど」


 う~む、難しい話は私苦手なのよね。私だけじゃ分からないし、この事をテオドールさんに言ってみましょうか。

 テオドールさんは、危機感は感じていないけど。何が起こる可能性はあるといった感じに悩んでいる。


「ある先生に聞いたけど。国王がメオドールさんを婚約させて、この国を追い出すとか言ってたけど……」


「そんな事を! でもナタリアさんはアダムイブ国……婚約者と言えど。国には入れない……でも婚約になればこの国は、大きな後ろ盾が入るか……」


「そっか、女性だけの国だもんね。もしかしたら、領か何処かに住むことになるのね」


 一応は繋がったけど、要は国王がしたいのは。

 メオドールさんを婚約させて、国の後ろ盾を貰いつつ。国を追い出したいわけだ。だけど、学校の中とはいえ、婚約破棄するつもりである。

 それで、貰えるはずの後ろ盾は貰えず。国に留まる可能性が高い。


「そうそう、ノーム・ハーネスって子知ってる?」


「ノーム・ハーネス? あぁ……メオドールが婚約しようとする人か。確か男爵令嬢だったはずだよ、国内の少し遠い街だから。知ってる人も少ない」


「男爵令嬢ね、私は貴族に詳しくないから。貴方に聞くしか無いわ」


 そう、私は前世の記憶あっても。貴族というのは分からない。ただの平民くらいの女の子だったよ! それにしても、そうすると……単純にやばくないですか?

 下手すれば、こちらが婚約をなんとか申し出て。やっとの事で通ったのに、男爵令嬢の為に婚約破棄されたとしたら……。後ろ盾を持つどころか、戦争の火種になるわね。


「こちらから、婚約を持ちかけていたら。婚約破棄された側はどう思う?」


「下手すれば……後ろ盾どころか敵を増やすね」


 まぁでも、そこは大丈夫な様な気がするわ。ナタリアさんもテオドールさんの事嫌いじゃなさそうだし。少しくらい、傷は入るかもしれないけど。メオドールさんはどうするって? 知ったことじゃないわ。

 さてと、このままナタリアさんとテオドールさんいい感じになると良いわね。


「そんな事より、ナタリアさんとのことよ。どう?」


「そんな事で済まして良いんですか……」


「大丈夫よ、仲良くやっていけそう?」


 進歩が分からないし、後でナタリアさんに無理やり聞こうかしら。

 テオドールさんは少し照れくさい感じに「まぁ、素には驚きましたけど。僕は我が強い女性は嫌いじゃありません」と言った。それならその内、発展しそうね。


 ということなので、私達は3人の元に戻っていった。


 さり気なく、エオリアさんの事を聞いてみる。


「エオリアさんって地位的にどのくらいなの?」


「え? 私ですか、サルベガル国の公爵令嬢です。家族からあまり良く思われてませんけど……」


 公爵令嬢か~、貴族の位ってよく分からないんだけど。ナタリアさんが驚いているので、上の位なのかな?

 ナタリアさんが「一番、偉い貴族がこんな所で何してるの~!」と叫んでいた。

 そうなのね。

次は、何かが起きる?

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