67話 銀髪少女と戒め
もう少し、表現力上がるよう頑張ってます……
誤字修正!
私達はのんびりと街を回っていた。
商店でどんな物があるとか、服はどんなのがあるというのがメインだった。
見る度に、私は珍しい物が多くて、目をキラキラさせながらケルトさんの手を引き……引っ張り回していた。
一通り街を回り終わった所で、何かに気づいたのかケルトさんが足を止めた。
「どうしたの?」
「い、いえ……この街の奥にある、ボロボロの建物があるので気になりました」
「行ってみましょう、何かあっても大丈夫でしょ?」
私が聞いてみると、ケルトさんは気になる建物があるそうで。私はそれに付いて行くことにした。ふと。
手に何か感触あるので、見てみると……私がケルトさんの手を握っていた。
回っていた時に勢いで、握ってそのままずっとだったの!? 彼の手って大きいし、何より安心する……。
「どうしたんですか? マリアさん」
「手……何時から握ってた?」
「ほぼ最初の方からですね、僕自身嬉しいですし。気にしていないようでしたし」
うぅ……、そんな事言われたら手を離しにくいじゃない……。そのままで良いなら良いのだけど。
だから商店を回っている時、商店のお婆ちゃんが「若いっていいわね」とかお兄さん達が暖かい目だったり、笑顔だったのか。
私達は、そのまま。門から学園に向かう一本道から逸れ、住宅が混んでいる所から頭のてっぺんしか見えていない建物の方に歩いて行った。
入り組んでいる道を進んでいくと、古くボロボロになった教会が見えた。
少しずつのんびり歩いていった。その時、複数人の子供の声が聞こえた。
――まじょ、こっちにくんな
――にげろ~、おいかけてくるぞ
穏やかじゃないわね、私は1人こっちに来た子供、しゃがんで同じ高さで聞いてみる。
ケルトさんは驚かさないように少し離れた場所に居る。そこまで気を使わなくても良い気がするのだけど。
「どうしたの?」
「おねえさんだあれ?」
子供は一瞬驚いた様な表情を見せたけど、私達はそれぞれ名前を言うと「私はあんり!」とご丁寧に名前を教えてくれた。
それで、話を聞いてみると。
銀髪の少女がここに来て、子供達に何か配ろうとしたのだけど……その容姿に怯えた子供が「まじょ」と言ったために、全員して逃げ出してしまったらしい。
「私達に案内してもらえる? 話を聞いてみるわ」
「こわいけど、おねえさん。ならしんよう……できる」
初対面なのに意外と信用してくれるのね。子供は素直だから正直嬉しいかも、まぁ私も前世の記憶あるけど子供ね。
そう言って、子供に私達は案内されながら銀髪の子の所に向かっていった。
そうすると、逃げ回る子供を懸命に追ってる。少女を見つけた。その表情は困った表情で、どうしたら良いのか、なんで話を聞いてくれないのかという感じだった。
私達は、静かに近づく先程の子供は私の後ろに隠れていた。
「少し……お話を聞かせてもらってもいいかしら?」
「……! この教会の人ですか!?」
「違うわ、ただの通りすがり。貴女の事をこの子から聞いたから」
彼女は「そうですか……」と言って落ち込むように少し暗い表情になった。ケルトさんは私に耳打ちして「誤解を解かないといけませんね」と言った。
しょうがないわね、隠れている子に集めるように言うと「うん!」と元気な声でみんなの元に走っていった。
「子供は警戒心が高いんだから、いきなり物なんか渡したら怪しむわ」
「貴女は、子供がお好きですか?」
「私? そうね、好きよ。だけど貴女だって、知らない人から物を貰うと怪しむでしょ? それと一緒よ」
私達は、聞いただけ。それでもあの子は怯えなかった。子供だって怖いし、考えるんだから。
物で釣ったり、その気が無くても怯えてしまう。前世の私だって……。
余計な事考えたわ、今はこの子の話を聞かないとね。
「それで、私達は興味本位だけど。貴女はどうしてここに来たの?」
「私は……」
内容は、この子供達がこの教会に住んでいる事。それを助けたいだったり、この先の事を不安がって支援したいと考えたらしい。
それだけなら、立派な考えなんだけど……子供達やここの関係者に色々聞かないとダメよ?
「ここの教会の人に話を聞いたの?」
「え? ここに居るんですか?」
「確認もしてなかったから、私達にあんな事言ったのね……」
そんな事を話してると呼びに言った、子供のあんりが、みんなを連れ走ってきた。
みんな一同に私を見て「綺麗なおねえさん」など言ってくれたので私は笑顔で返した。銀髪の彼女は複雑な表情をしていた。
「貴方達はこのお姉さんからなんで逃げたの?」
周りの子供達は「知らない人から物をくれると言ったら逃げろって言われた!」らしい。なるほどね、私でも警戒して、そういう事は言うわ。
銀髪の少女は「髪の……事じゃないの?」と呟いていた。その事を子供達は「なんで?」と言って首を傾げていた。
「貴女の容姿の事なんて誰も言ってないわ、それ言ったら私達だって珍しい黒髪だし」
「そう……ですね」
「お姉さんは子供達が怖かったのよ、髪の事でイジメを受けてたのかもしれないわ」
銀髪の子がビクッてなったのが、分かったためそれで正解みたいね。子供達はというと「なんで?」「きれいな、かみだよ」など心から思ったことを言ってくれる。
みんないい子、銀髪の子は泣き出しそうに肩を震わせ。そのまま、泣き出してしまった。何があったかは知らないけど。
銀髪の子の嗚咽が聞こえる中、子供達と共に慰め泣き止むまで待った。
次は、古びた教会と子供達




