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半魔族の少女は料理と共に  作者: 秋雨そのは
5章 学校と転生した少女
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65話 昼食の休息と休日の過ごし方

予告通りじゃなくてすみません

 私達は、穏やかに昼食を取っていた。


 あまり人に話を聞かれるのが嫌なのか、オルドさんが遮断結界で外部に声が聞こえない様にしてる。

 オルドさんがふと気になったのか、私に顔を向け聞いてくる。


「それにしても、お前の交友関係はどうなってんだ? ナタルやハナは良いとしても、ドラゴンとか魔王なんて普通じゃありえねぇぞ」


「そうですね~、私もこんな凄い人達だと思ってませんでしたし」


 本当にそうよね~、種族を除けば私なんて元気なだけの女の子よ。

 そんな事を喋っていると、不意に空き教室の扉が開かれた。


「やっぱりこんな所に居た! マリアさん、なんで私に何も言ってくれないんですか?」


 エンカが入ってきた。凄く慌てて私に問いかけてきた。私は「まぁまぁ」と言って、宥めたけど。拗ねてしまった。

 色々、心配かけちゃったかな? 私は友達だけど、危険な事には誘えないから。

 オルドさんの方を見ると、驚いたような顔で私とエンカを交互に見ていた。


「お前、王女とも仲良しだったのか……」


「「そうです」」


 エンカとハモリながら答えを返した。だって、寮に戻ってくると小動物みたいにクッションを抱いてユラユラしてるんだもん。可愛くて、巻き込みたくたないよ?

 と言うより、エンカは良くこんな所いるなんてわかったわね。遮断結界で外に声が聞こえないから。普通は誰も居ないと思うのだけど。


「色々聞きたいけど、マリアには何があるんだ?」


「オルドさん、普通の女の子ですよ?」


 オルドさんが聞いてきたのを、即座にケルトさんが答えた。それが一番疑わしいのだけど、まぁオルドさんも敵に回したくないって言ってたし、言ってもいいかな~。

 そんな思惑を察したのか、ケルトさんは「ダメですよ、マリアさんは仲良くなるとすぐ言っちゃう所あるんですから」と言ってきた。

 だって……、秘密事なんて友達の仲では凄く嫌な気持ちになるんだもん。本当だったら、テオドールさん達にも喋りたいけど。事が事だからね。


 そんな事を喋っていると、エンカがさらっと喋る。その言葉にケルトさんとオルドさんが凍りついた。


「普通は普通ですけど、半魔族じゃないですか?」


「「……」」


 あ、そういえば……エンカに口止めしなかった。でも、彼女は何も考えてない……とは言えないけど。さらっと言う所、言っても良いんじゃないかと思ったらしい。

 でも、ケルトさんは頭に手を当てて項垂れている。エンカは「ん? みんなどうしたの?」とか言ってるので、憎めない。


「ふふっ、エンカさんは何時見ても和みますね」


「その意見は、僕も否定はしません」


「ははは! 種族の方だったか、まぁマルズダマ国だから種族を気にしないと思っていたが。なるほどな」


 オルドさんは、遮断結界で聞こえないため。大笑いしても特に問題ないはず。それにしても、引くどころか納得の言ったような。感じみたい。


「魔法が得意なのも、か。特殊な魔法式も使うしな」


「あれは~……ちょっと訳ありでして」


 言えない! 前世の知識を使って、想像して魔法を放ったら出来ちゃったなんて!

 ケルトさん少し疑問に思っていたのか、答えずに私を見ていた。エンカさんは「時々、変な魔法使うよね?」とか言ってるいるので、凄く言いにくい!


「魔族が父なので、少し……教わって……ますので」


「何か訳有のようだな、詳しくは聞かないようしよう」


 オルドさんいい人だな~、最初なんてロクでナシだったのに。第一印象って大事だよね。

 少し気まずい雰囲気なったけど、言いふらしたりする悪い人じゃないと分かっただけ収穫かな~。


「そういえば、もうすぐ休みなので……みんなはどうするの?」


「俺は仕事だ、休みがあるなんて良いな。俺も休みたいぜ」


「僕は、マリアさんに付き合おうかと」


「私は、部屋でゴロゴロする」


 3人共色々……、ケルトさんは一緒に行くのは分かってたけど、エンカはゴロゴロするみたい。予想通りといえば予想通りかな。

 街が何があるのかみたいし、色々興味がある! 料理とか、街の人とか。


「お前は、街に繰り出すのか。気をつけろよ? って言ってもそっちの従者が居るから問題ないか」


 森の出来事で何かわかったのか、ケルトさんへの評価が上がってる。でも私が何か起こしたりする前提なのね。まぁ治安があまり良くないだけかもしれないけど。

 どうせなら、平民クラスで会った人達と行ってみようかな。ここの街の事詳しそうだし。


 私達は、昼休みが終わるまでの間、喋り。教室へ戻っていった。

次は、休日とあの2人の?

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