6話 出会いは突然に
楽しんで貰えると嬉しいです
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料理を作り終え、丸テーブルの上に2つ乗せる。
私は、女神の目の前に座った。
「美味しそうですね」
「そうね、意外と包丁なども使えたし」
出来上がった焼きリンジを見ながら、出来栄えを見る。
リンジの上の蓋を開けるといい匂いが漂ってきた。
「「頂きます」」
女神も言うんだ。
「うん、甘酸っぱさがパン粉とバチャーと合うね」
「美味しい! 料理上手だったんですね」
そういえば、女神の名前って聞いてなかった。
「ねぇ、貴女の名前教えてもらっていい?」
私は、美味しいのか、笑顔で食べている。女神に聞いて見た。
「私の名前ですか?」
飲み込んでから答える。
「私の名前は、ラクシュミーです」
あちらの世界での知識だけど、本当に女神みたいね。
美と富と豊穣と幸運の意味だったはず。
「美味しかった~、それじゃ私は戻りますね~」
そういって女神ラクシュミーは光りに包まれて戻った。
――そろそろ、何か起きそうな気がするので――
戻るなり、不吉の事言い始めた。
――がんばってくださいね~――
「無茶振り過ぎない!?」
そして、この投げっぷりである。干渉出来ないから、こうやって言うのかもしれないけど。
何か起こるって漠然としすぎて、わからないのだけど。
「ふぅ、どうしましょうね」
牛乳を飲みながら、一息付く。
――意外と冷静ですね、まぁ何もありませんし、私でも同じことします――
そうなんだよね……、この家別荘みたいだけど、緊急生活用に作られてないから何も無いのよね。
ドカーン!
すると、森の方から耳に余るような爆発音が聞こえた。
――魔物と人間が交戦中と言ったところでしょうか――
え? あの規模の爆発、魔物がやったの?
「まぁ遠いから、いいんじゃないかしら」
冷静装っているけど、実は内心ガクガクです。人が来るのも怖いし、魔物に遭って逃げ切れる自信がない。
(こっちに来ませんように!)
グオォォォォ―――――!
数度の爆発音の後、魔物咆哮が響いた。
凄い咆哮、会いたくないな~。
――見に行かないんですか? こういうのは行って確かめるものだと思いますけど――
死地に行けと? 嫌だよ~、また死にたくないもの。
「嫌よ」
そう言い切ると、女神がウズウズしてるような声で。
――遠目で見るだけでいいですから、お願いします――
さっきから何故かノリノリの女神についていけない。
もしかして、面白そうな事あると見なくては気が収まらないのかな。
はぁ~、と溜息をついてから。しょうがないわねと口にした。
「わかりました、遠目で見て危なそうなら逃げますからね」
――行きましょう、運が良ければ凄い物見れそうですよ――
爆発音の方に進んで行くと。木の影に隠れた。
そこには、森の中に合わない、大きさの黒い獣が立っていた。
「何あれ?」
私は唖然としていた。
元の世界でもあれほど大きさの動物はいるが、あれ程ヤバイ気を持った動物はいない。
あれが魔物なんだと、今始めて知った。
――遅かったですね~、ちょうど決着が付いたところですか――
決着が付いた?
私は疑問に思いながら、黒い獣から視線を横ズラすと。
そこには、1人の男の子がそこに倒れていた。
――あの子が挑んだんですかね、でも思ったほど外傷無いような――
そう、男の子は傷だらけであっても、死ぬ程じゃなくまだ助かる。
やがて、黒い獣は興味を失ったのか後ろを向いて歩いて行く。
その歩きざま、こちらをちらっと見た気がするが、敵対する時のようなヤバイ気ではなく――
――忠誠誓った部下のような、そんな柔らかいものだった。
ともあれ、黒い獣が去ったので。急いで、男の子を運ぼうと駆け寄る。
だけど、少女の体では男の子を運び出す力が無かった。
――手を貸しましょうか? それぐらいなら構いませんよ――
「おねがい」
そう言って、女神と共に家に入れる。
家に付くと、私のベットに寝かせ傷口を癒やすため。
レシピでマル草を使った。傷薬を作った。
「本当に便利ね、これ」
――そうでしょう、私もなんでこんなものあるのか――
自分の事のように胸を張るが、私はその胸を見てイラッとした。
傷薬を使い、男の子が目を覚める時まで看病した。
次は男の子に何が起こったかの話です
(マリア)黒い獣の毛触ったら、気持ち良さそう
(女神)あ、手に入れたら私にも触らしてください
(マリア)まず手に入るの無理よ
次の話も(以下略)
(マリア)手抜きしすぎじゃない?
(女神)いいんですよ、みんな察します
(マリア)そういうものかしら




